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石巻市役所の新庁舎が8日オープンし、業務開始式が行われた。
午前8時15分、1階北口玄関前に集まった市議会議員や市職員らの前であいさつした亀山紘石巻市長は、「石巻の新しい顔となる庁舎での業務がいよいよ始まる。力を合わせて更なる市民サービスの向上に努めてほしい」と呼びかけた。
続いて阿部仁州石巻市議会議長が、「感無量だ。今日の日を忘れずに、市民と手を携えて新しい石巻を作っていきたい」と祝辞を述べた。
新庁舎は同市穀町14−1の旧さくら野百貨店を改修し市役所庁舎としてリニューアルしたもので、SRC造(一部S造)6階建て、延べ床面積は33,005平方m。旧百貨店ビルを再利用し商業施設などを併設した行政庁舎は、全国でも珍しい。
市では、これまで本庁舎と4つの分庁舎に分かれていた市役所機能をひとつに集約したことで、市民サービスの面で利便性の向上を図るとしている。
また、JR石巻駅前という市の中心部に移転したことにより、中心市街地活性化への貢献が期待されている。
新庁舎への移転作業は2回に分けて行われる計画で、第1弾として1階から3階までの移転を完了、この日より新庁舎での業務を開始した。
1階は、総合案内コーナーのほか、夜間・休日受付や証明書自動交付機を設けた。2、3階には市民課や納税課などの窓口担当課を集中的に配置し、ワンストップサービスの提供を可能とした。
移転が完了していない4〜6階には、執務スペースや議場などの市議会スペースを配置。また5階に市民交流ルームや子育てサロン、6階に市民ホールなどの開放スペースを設け、市民の憩いと交流の場としての活用を促す。
4〜6階の移転作業は19日の業務終了後に行い、新庁舎での業務開始は23日からを予定している。また、4月3日には新庁舎移転記念式典が行われる。
新庁舎改修は、平成20年に旧さくら野百貨店ビルを再利用することが決定、事業に着手した。総事業費は29億9,100万円。うち用地取得が5億8,300万円、建設費が20億円。建設は、建築本体を久我建設(1〜3階)と丸本組(4〜6階)、電気設備をナリサワ電気(1〜3階)と北上電設工業(4〜6階)、機械設備を晃和工業(1〜3階)と山下設備工業(4〜6階)、設計を久慈設計がそれぞれ担当した。 |