慶和会が事業候補者 鹿又地区に特養100床 木造平屋5264平方m計画(石巻市)

[2016/1/19 宮城版]
 石巻市は、特別養護老人ホーム(特養)の整備・運営事業者を公募し、事業候補者に社会福祉法人慶和会(東松島市、熱海義信理事長)を選定した。県が2月12日に開催予定の「社会福祉法人の設立および社会福祉施設等の整備に関する審査会」で認められれば、正式決定となり、補助金の交付が受けられる。同会によると、石巻市鹿又字扇平地区に100床の特養を整備する計画で、順調にいけば5~6月ごろに建築工事を発注し、29年4月の開所を目指す。

 同会は特養の設計をまとめている段階で、現時点では施設規模に木造平屋5264平方mを計画している。ユニット型の特養で、個室を100部屋設けるほか、食堂などの共同生活室を配置するもよう。現地は田んぼで、敷地面積が9637平方m。

 同会は12年8月に法人を設立。13年8月に東松島市赤井地区に老人福祉施設の「花いちもんめ」、22年3月に同市大曲地区にデイサービスセンターの「大曲花いちもんめ」を開設。その後、大曲花いちもんめに有料老人ホームを備えるとともに、ショートステイを併設している。

 市は昨年11月に、定員30人以上~100人未満の特養について、整備事業者を募集した。先月24日に同市介護保険運営審議会(委員長・芳賀信幸石巻専修大学教授)に諮り、慶和会を事業候補者に選定、市長決裁を経て、18日付で候補者名を公表した。

 施設整備費は、県から補助交付を受けられるほか、福祉医療機構や、同機構と協調融資の覚書を締結した金融機関から融資を受けることができる。県の補助額は、昨年度の実績で判断すると、定員1人あたり412万円が見込まれる。

 市は、29年度に新設か増設できる特養について、年内に整備・運営事業者を応募する方針だ。

Comments are closed.


Powered by WordPress, WP Theme designed by WSC Project.