NTCコンで構想検討 施設更新や長寿命化へ 旧迫川地区(北上土地改良)

[2016/2/2 宮城版]
 農林水産省北上土地改良調査管理事務所は、27年度の国営施設応急対策事業で、旧迫川地区の整備構想検討業務をNTCコンサルタンツ(東北支社・仙台市泉区)に委託した。同業務の委託にあたっては、公募型プロポーザルを採用。1月12日まで技術提案書を受け付け、審査で同社を選定、1日に930万円で随意契約した。予定価格は933万円。同業務では、旧迫川地区の施設更新や長寿命化に向けた事業計画案を作成するにあたり、基礎資料とするために必要な事項を検討する。

 プロポには同社のほか、新東洋技術コンサルタント、日本工営、三祐コンサルタンツ、ジルコの4者が参加した。

 旧迫川地区は、登米市や涌谷町にまたがる水田地帯。昭和41~53年の国営かんがい排水事業で、揚水機場6カ所、幹線用水路7路線、幹線排水路6路線などが整備された。当時の受益面積は6413ha。

 揚排水機場は[1]南方[2]米山[3]箟岳[4]高石[5]西館[6]山吉田──の6カ所で、いずれもポンプや排水樋管、ゲート設備などが備わっている。26年度には同社に機能診断調査業務を委託した。

 箟岳揚排水機場については、2号主ポンプが故障しており、軸封部への水混入の原因を究明するため、先月26日に三祐コンサルタンツ(仙台支店・仙台市青葉区)に調査業務を委託した。同揚水排機場は、揚水能力が毎秒3.1t、排水能力が同4.4t。2号主ポンプは立軸斜流タイプで、口径が1000mm。

 このほか、旧迫川地区の幹線用水路は7路線で延長が21.5km、幹線排水路が6路線で延長20.8km。ほとんどがコンクリート製の開水路で、一部が鋼管など。26年度は、幹線用水路5路線と幹線排水路3路線の機能診断調査業務を日本工営(仙台支店・仙台市青葉区)に委託した。

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