登米と迫にこども園 民設民営で補助 新児童館建設も(登米市)

[2016/2/5 宮城版]
 登米市は4日に開会した市議会2月定期議会に、一般会計を過去最高の488億6460万円とする28年度当初予算案を提出した。28年度は新規事業として、2カ所での認定こども園整備を進める計画。民設民営で整備する方針で、事業者を公募し、整備費などを補助する。また、迫地区に新たな児童館を建設するなど、子育て・教育環境の充実を図る。

 市が市議会に提出した各会計の予算案は別表の通り。一般会計は27年度当初比5.9%増。普通建設事業費も同9.5%増の71億8191万円を計上する。

 認定こども園の整備は、迫地区と登米地区で計画している。学校法人や社会福祉法人など民間事業者を対象に整備・運営事業者を公募し、建設費などを助成する。当初予算案には事業費4182万円を盛り込んだ。

 迫地区に整備するこども園は、迫中江保育所の一部と佐沼幼稚園を統合し、「仮称・中江こども園」として幼保一体型施設にする。現在、整備事業者を公募している(29日まで受け付け)。

 整備地は迫町佐沼字上舟丁12─8ほか。旧仙台法務局迫出張所跡地など計4214.・4平方mを活用することとし、国から旧仙台法務局跡地など1076平方mを取得する。すでに財務省から譲渡決定を受けている。市は4日に市議会に提出した27年度2月補正予算案に、土地取得費1721万円を計上している。

 中江こども園は定員100人程度を想定。このうち保育所園児が80人程度、幼稚園児が20人程度とする。3月中旬までに事業者を特定し、選ばれた事業者には30年4月の開園を目指して整備を進めてもらう。28年度の事業費のうち、中江こども園分は開設準備費の助成など1965万円。建設が本格化する29年度は、工事費など1億7694万円を助成する考えだ。土地は市が事業者に貸与する。

 一方、登米地区には登米保育所と民間施設を統合し、「仮称・登米こども園」として幼保一体型施設を整備する方針だ。定員140人程度を想定している。28年度中に整備・運営事業者を公募する意向だ。整備地は特定された事業者が用意する。

 28年度の事業費は、開設準備費の助成など2216万円。29年度には建設費など1億9947万円を助成する方針だ。

 28年度の認定こども園整備はほかに、すでに事業者に特定されたさくら学園に対し、建設費などを助成する。当初予算案には事業費2億3317万を計上する。さくら学園は既存施設の老朽化に伴い、中田町宝江黒沼字新西野に定員180人規模のこども園を建設する。29年4月の開園を予定している。

 また、新たな児童館の整備では、旧登米消防署の跡地を活用し、床面積1300平方m程度の迫児童館を新設する計画。放課後児童クラブの活動拠点とする。28年度は実施設計業務などを委託することとし、当初予算案に事業費3277万円を計上する。建設工事は29年度に着手する予定だ。

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