室浜と東名で堤防復旧 7億円を債務負担 28年度に工事発注(東松島市)

[2016/2/11 宮城版]
 東松島市は、28年度の一般会計当初予算案で、漁港災害復旧工事に28~29年度で限度額7億1749万円の債務負担を設定した。室浜漁港海岸の2カ所と、東名漁港海岸で防潮堤の復旧に着手する。28年度から2カ年かけて工事を進める予定だが、東名の方は30年度以降に延びる可能性がある。

 28年度に工事発注する室浜の防潮堤は、復旧延長が114.8mと64.6m。ともにコンクリート3面張りの傾斜堤で、高さが海抜4.3m。のり面の勾配は2割。天端の幅は3~4mで、4m部分は管理用道路に利用する。樋管は1カ所ずつ設ける。

 室浜の防潮堤は3カ所あり、残る1カ所の復旧は潜ケ浦堤防災害復旧工事として昨年11月に制限付き一般競争入札を開札し、木村土建(東松島市)が1億4856万9000円で落札。これから現地で本格着工し、29年3月の完成を予定する。復旧延長は80.1mで、タイプは他の2カ所と同じ。

 防潮堤の設計業務は、主にセントラルコンサルタント(東北支社・仙台市青葉区)が担当。樋管設計の一部をパシフィックコンサルタンツ(同)が請け負っている。

 東名漁港の防潮堤は、2割勾配で3面張りの区間が延長117.4m、胸壁タイプの区間が延長314.7m。樋管はなし。すでに一部工事として矢板の設置が終わっている。設計業務はセントラルコンサルタントに委託した。

 昨年の9月補正予算では、東名漁港の災害復旧費として、債務負担の限度額を5億2495万円に組み直したが、工事発注に至らず、期間も28~29年度に変更するため、28年度当初予算案でさらに組み直す形となった。

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