閖上小・中再建に46億円 一般会計は365億円(名取市28年度予算案)

[2016/2/16 宮城版]
 名取市は15日、28年度当初予算案の概要を公表した。一般会計の総額を365億6500万円とし、前年度当初比0.6%の減となった。震災関連事業は一般会計における構成比率が27.8%で、101億7599万円を充てる。主な事業には、小・中一貫校として生まれ変わる閖上小・中学校の災害復旧事業に建築工事費など46億2008万円を計上。第1四半期の早い段階で、工事公告する見込み。

 一般会計と特別会計6事業、企業会計2事業を合わせた総額は583億3423万円で、同比8.1%減とした。性質別にみると、投資的経費の総額は113億6758万円で同比2%の減。このうち普通建設事業費は63億9937万円で、同比42.1%と大幅な減となった。内訳は補助事業が37億9776万円、単独事業が22億9354万円など。災害復旧事業費は49億6820万円。

 閖上小・中学校の災害復旧事業は、主に建築工事費で、施工監理業務委託費なども含む。一貫校は、閖上土地区画整理事業区域内の最も西側の約4万平方mに再建。施設の規模は、校舎がRC造4階建て延べ6920平方m、体育館が2階建て延べ3110平方m程度。プールは、100平方m規模で付属棟を備える計画だ。30年4月の開校を目指すことから、予算が認められ次第、発注の手続きを開始し、夏前の着工を目指す。

 基本計画は久米設計(東北支社・仙台市青葉区)、基本・実施設計を桂設計(仙台市太白区)が請け負っている。

 このほか予算案には、震災復興事業関連で、仮称・閖上小塚原線や飯野坂杉ケ袋線の道路整備事業に20億1000万円、公共土木施設災害復旧事業に2億5577万円を措置。通常事業の新規事業をには、増田中学校の校舎増築事業に8億2627万円、仮称・歴史民俗資料館整備事業に205万円、公共施設などの総合管理計画策定事業に1200万円を盛り込んだ。

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