3分離で一迫庁舎建設 6月までに一般競争 工事が282件(栗原市発注見通し)

[2016/4/9 宮城版]
 栗原市は28年度当初予算などに基づく工事(250万円以上)と建設関連業務、27年9月に発生した関東・東北豪雨関連の災害復旧工事の発注見通しをまとめ公表した。一般競争入札の主な工事では、第1四半期に一迫総合支所庁舎の建築工事、電気設備工事、機械設備工事や「栗原市クリーンセンター基幹的設備改良工事」、第2四半期に定住応援新田東住宅A棟からF棟の建設工事6件、第3四半期に瀬峰幼保一体施設の整備関連工事3件などが計画されている。

 4月現在のまとめによると28年度は工事282件、災害復旧工事6件の発注を計画している。このうち制限付き一般競争入札は67件。四半期別に見ると第1は79件、第2は145件、第3は54件、第4は4件の工事を計画。震災復旧関連の工事はすべて第1四半期に指名競争入札で発注を見込んでいる。

 第1四半期に発注を予定している「一迫総合支所庁舎建築工事」、「同電気設備工事」、「同機械設備工事」は総合支所建替事業の一環として、市民サービスの向上と維持管理の削減を図るために老朽化している同支所の建て替えを進めるもの。

 一迫総合支所は昭和55年竣工。RC造3階建て延べ3875平方m。旧一迫町役場庁舎を利用しているため、総合支所としては規模が大きい上に老朽化も進み、維持管理費がかさむ状況となっている。

 新庁舎は建設場所が同支所内の北側駐車場を予定し、構造・規模は木造平屋延べ850平方mを見込む。現庁舎の4分の1以下の規模で整備し、高齢者でもコンパクトで使いやすい施設を目指している。基本・実施設計ともに日新設計(仙台市太白区)が担当した。

 第2四半期には新庁舎に20KW時の太陽光発電パネルと容量20KWの蓄電池を設置するための工事も制限付き一般競争入札で発注を予定している。

 現庁舎は機能移転後に解体し、駐車場として整備する計画だ。

業務が60件
 建築設計12件

 建設関連業務は60件の発注を予定し、四半期別では第1が30件、第2が22件、第3が7件、第4が1件を計画している。うち建築設計は13件、測量設計は14件、建設コンサルタントは10件を見込んでいる。入札はすべて指名競争となる見通し。

 建築設計では第1四半期に築館多目的競技場改修工事実施設計、市営下山住宅建設工事実施設計、栗原文化会館の設備設計2件、第2四半期に栗駒山麓ジオパークビジターセンター整備基本・実施設計、一迫総合支所庁舎解体撤去工事実施設計など。建設コンサルでは、第1四半期に市道大林線道路詳細設計業務、(仮称)栗原東大橋橋梁詳細設計業務などの委託を予定している。

瀬峰幼保の整備事業
 造成と建設 本格着手

 栗原市は28年度事業で瀬峰地区の瀬峰幼稚園(瀬峰清水山)と瀬峰保育所(瀬峰長者原)を1カ所に集約する「幼保一体施設」の整備に本格着手する。市の発注見通しでは、造成工事を第2四半期、建築、電気設備、機械設備工事を第3四半期中に発注を見込んでいる。施設は29年度中の完成を予定し、同年4月の開園を目指している。

 建設予定地は瀬峰小学校に隣接する約8840平方m。工事では敷地内4850平方mを造成し、木造平屋約1440平方mの幼保一体施設を整備する。工期は造成工事が6カ月、建築・電気・設備が12カ月を見込んでいる。

 予定地では27年度から引き続き、文化財の発掘調査が行われており、造成工事の発注時期は文化財調査の終了時期により前後する見通し。 

 敷地造成の測量設計は渡工測量設計(栗原市)、建設工事の実施設計を桂設計(仙台市太白区)が担当した。

 市はこれまで築館地区、栗駒地区、志波姫地区で幼保一体施設を整備しており、瀬峰地区はその最終弾となる。

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