25日公告の概要公表 雄勝漁港で胸壁復旧 石巻漁港陸閘も(県出納局)

[2016/4/20 宮城版]
 県出納局は19日、石巻市の雄勝漁港で実施する防潮堤の災害復旧工事など、工事2件の入札概要を事前公表した。2件とも25日に条件付き一般競争入札を公告する。開札日は5月19日。雄勝漁港の工事では、逆T式の胸壁建設など延長306mにわたって雄勝漁港を復旧する。

 県が入札概要を公表した工事は▽雄勝漁港雄勝防潮堤災害復旧その1工事▽石巻漁港魚町(1)地区防潮堤その2工事──の2件。25日に入札を公告し、標準型(施工計画型)の総合評価方式を適用して5月19日に開札する。

 雄勝漁港の工事は、発注業種・等級が「土木一式工事S等級」。同業種・等級の資格を持つ単体企業または復興JVを対象に入札参加を受け付ける。石巻漁港の工事は主に陸閘を据え付ける内容で、入札参加対象は「鋼構造物工事S等級」の資格を持つ単体企業となっている。

 雄勝漁港の施工地は、石巻市雄勝町雄勝字下雄勝。雄勝湾の最も奥に位置する漁港で、雄勝中央公園付近にある被災した防潮堤を復旧する。復旧延長は306.1mで、このうち263.9mに逆T式の胸壁を建設する。

 地盤の強度が弱いため、場所によって鋼管杭による地盤改良を行う。鋼管杭は管径1600mmの杭を305本、同2000mmの杭を253本打ち込んで支持力を高める。また、場所打ち杭工では管径1200mmの鋼管杭74本を使用する。

 地盤改良した土台の上に、逆T式胸壁を建設する。高さは海抜9.7mと比較的大型。本体建設ではコンクリート4893立方mを使用する。

 県は雄勝漁港の防潮堤復旧について、本年度はほかに伊勢畑地区と上雄勝地区でも胸壁建設を進める計画。第1四半期に別工事を発注する予定だ。

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