東消防署移転改築 延べ1400平方mで基本設計(千葉県八千代市)

[2016/7/2 千葉版]
 千葉県八千代市消防本部総務課は、東消防署庁舎建設に伴う基本設計業務について1日、制限付き一般競争入札の実施を公告した。移転改築について延べ約1400平方mから検討を進めるもので、参加申請期限は7月8日まで。27日に開札して業務を委託する。29年度に実施設計を完了させ、30年度にも着工する見通しだ。

 移転場所は米本2713-5、2714-1、2715-3地先の3筆(敷地面積約4981平方m)。すでに取得しており、25年度には伸光エンジニアリング(千葉市中央区)に、移転敷地地質調査業務を委託した。ここに、RC造2階建て程度で延べ床面積約1400平方mの庁舎などを新築する計画。

 主な入札参加資格をみると、市の資格者名簿に建築関係建設コンサルタント業務(建築一般)で登録されている者で、延べ床面積1000平方m以上の消防庁舎、消防署機能を有する建築物、または官公庁庁舎の新築に係る基本設計または実施設計について17年4月以降に完了した元請実績を有することなど。入札書の提出期間は7月25日~27日9時。

 現在の東消防署庁舎(米本1932-1)は昭和50年7月1日に、米本分署として完成。新川東側の消防拠点となっている。規模は、RC造2階建て延べ403平方m(建築面積256平方m)。建築以来約40年が経過し、給排水設備の老朽化が著しく、一部地盤沈下が進んでいる。新耐震基準以前に建てられた建物であり、災害時における拠点施設としての機能が危ぶまれている。

 出入口は国道16号に面しており、都市計画道路八千代中央線が開通したことにより、現庁舎よりの交差点が変更され、緊急時の出動に支障をきたしている。消防車両の出動の際には、交通渋滞が頻繁に発生する同線で柏方面に向かうのみのため、同線から東側にやや入った阿蘇小学校隣接地に用地を確保し、新庁舎を移転・改築することとした。

 東消防署の移転・改築事業については、28年3月の市議会定例会の一般質問や予算審査特別委員会で取り上げられている。松崎寛文議員の質問に対し、椎名次夫消防長は「東消防署の移転・改築事業に伴う28年度の予算要求の内容については、東消防署庁舎建設工事に係る基本設計委託料及び実施設計委託料を要求したが、実施設計委託料については1年繰り延べ、28年度は基本設計委託料1132万6000円を計上した。28年度に予算要求した実施設計委託料については、3262万1000円である」と答弁。

 堀口明子議員が移動までのスケジュールについては、小澤義昭消防総務課長が「東消防署のスケジュールであるが28年度基本設計、29年度実施設計、30年度より建設工事を開始して、31年度に竣工、現東消防署をその後解体し、更地にして引き渡すという計画である」と説明している。

 入札公告にあわせ公表された設計与条件のうち、室名及び面積についての内容は次の通り。なお室・面積については設計時の協議・調整等により変動するとしている。
▽庁舎(2階建て程度、RC構造)=[1]事務室:145平方m(受付含む)[2]打合せスペース:15平方m[3]食堂:80平方m(厨房含む)[4]仮眠室:200平方m(計28部屋)[5]浴室・洗面所:70平方m[6]便所:70平方m(男女各2・多機能、計5)[7]車庫:325平方m[8]防火衣収納庫:60平方m[9]救急消毒室:15平方m[10]医療廃棄物室:5平方m[11]車庫倉庫:40平方m(計2部屋)[12]救急収納庫:10平方m[13]書庫:115平方m[14]ボンベ室:10平方m[15]多目的ホール(講堂・会議室・訓練室・災害時仮眠・救命講習):115平方m(収納室20平方m含む)[16]防災物品保管庫:30平方m[17]防災備品倉庫:25平方m
▽訓練塔主塔・副塔(2階建て、S構造)=[1]主塔:建築面積60平方m、延床面積150平方m[2]副塔(庁舎に併設):建築面積20平方m、延床面積20平方m

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