佐倉など2浄水場 30年度に一部着工 施設更新、耐震化も(千葉県工業用水部)

[2016/7/16 千葉版]
 千葉県水道局工業用水部は8月3日の指名競争入札で、佐倉、南八幡浄水場の更新・耐震化基本設計業務を出先機関である2工業用水道事務所から委託する。28年3月に策定した工業用水道事業施設更新・耐震化長期計画に基づき、一部工事に30年度に着手する予定だ。28年度で基本設計をまとめ、29年度は30年度に行う一部工事の実施設計を委託する計画でいる。

 更新・耐震化の基本設計業務は、東葛・葛南地区に属する佐倉浄水場(佐倉市角来)が千葉工業用水道事務所、南八幡浄水場(市川市南八幡)が葛南工業用水道事務所から委託される。設計工期はいずれも、29年3月25日まで。このほかの浄水場についても順次、基本設計や実施設計、更新・耐震化工事などを進めていくが、具体的な委託年度などは未定としている。

 工業用水道事業施設更新・耐震化長期計画に盛り込まれた事業費をみると、佐倉浄水場の土木施設更新では、送水井更新(30~34年度)が9億990万円、取水口更新(35~39年度)が3億9230万円、沈砂池・着水井更新(40~44年度)が9億6470万円。

 耐震化では高速凝集沈澱池・場内配管更新(30~44年度)が45億2970万円、横流式沈澱池・1、2号濃縮槽耐震補強(50~54年度)が9億9570万円。土木施設更新と耐震化の合計は77億9230万円となる。

 ほかに建築施設更新には23億6970万円を投じる計画で、取水ポンプ室更新(50~54年度)に1億1660万円、本館更新(50~59年度)に10億2600万円、汚泥処理棟更新(60~64年度)に10億7870万円を見込む。また、30~69年度の機械・電気設備更新で120億5270万円。

 南八幡浄水場は、着水井撤去(30~34年度)が2050万円、1、2号沈澱池更新(30~39年度)が22億6530万円、1、2号配水池更新(35~44年度)が25億3240万円、ポンプ井築造(40~44年度)が4億1170万円、3、4号沈澱池耐震補強(50~54年度)が3億1980万円、3、4号配水池、汚泥貯留槽、濃縮槽耐震補強(50~59年度)が3億740万円、場内配管更新(30~34年度)が2240万円、場内配管更新(55~59年度)が1000万円で、土木施設更新と耐震化で58億8950万円。

 建築施設更新では、本館、発電機室更新(55~59年度)が8億3620万円、汚泥処理棟更新(60~64年度)が8億4230万円の合計16億7850万円。ほかに、30~69年度の機械・電気設備更新は80億544万円となっている。

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