144カ所に55.5億を投入 東谷沢に堰堤工 黒田市塙真岡線多田羅工区730m改良へ設計(真岡土木28年度事業概要)

[2016/9/7 栃木版]
 県真岡土木事務所は28年度の事業概要と実施予定箇所をまとめ、国庫・交付金と県単を含め144カ所に55億5430万円(27年度繰越を含む)を投入する。内訳は、道路・街路事業が118カ所50億6610万円、河川砂防事業は18カ所で3億1680万円、災害復旧費が7カ所1億1470万円、経営管理部から受託の芳賀庁舎外構が5670万円となった。新規は芳賀新庁舎建設で一般県道西小塙真岡線(都市計画道路3・4・4号真岡壬生線)450mを拡幅し電線類共同溝を整備するほか、同黒田市塙真岡線多田羅工区730mの歩道設置と踏切改善に乗り出す。茂木町林地内の東谷沢は堰堤工の整備に向け地質調査や詳細設計、芳賀町の主要地方道宇都宮向田線大塚工区は国庫補助に振替え工事の推進を図る。

 新規の西小塙真岡線(都市計画道路3・4・4号真岡壬生線)は、芳賀新庁舎建設に伴い影響部の450mについて現道16.0mから18.0mに拡幅、道路の両側には電線類共同溝を施工する。今年度は第2四半期に続き第4四半期に共同溝工事を2件に分けて発注する見通し。

 芳賀新庁舎建設に伴う受託工事では、調整池2基(地下式一時貯留施設)を施工する。東側の調整池の容量は約2350立方mで工事は発注済。西側は約1000立方mとし第4四半期に発注を予定した。

 西郷地内の石末真岡線は、中郷萩田土地区画整理地内600mを都市計画決定の15.5mに拡幅、両側に歩道3.5mを確保する。残る北側の1300mについては、12.25mで片側3.5mの歩道を設置。北側から工事に着手し今年度は2分割で発注を予定した。

 408号真岡南バイパスは、全長3100mの詳細設計を行い2カ所の調整池など構造物設計を進めている。ルート中央部の谷地部分が軟弱地盤なことから、中層混合処理工法による補強工法を軸に検討しているほか、北関東道交差部北側では、市道と農業用水路をアンダーするボックス4カ所整備するため設計を実施している。今年度は用地買収の促進を図り初弾工発注を目指す。

 宇都宮真岡線が真岡鉄道をアンダーする外堀アンダーは、ポンプ施設の地上化や遮断機の設置等冠水対策の検討を進めていく。294号八條は真岡那須烏山線との交差点の改善や歩道設置に向け用地補償を継続する。

 益子町のつくば益子線長堤バイパスは、終点部の121号との交差点を1カ所に集約する都市計画変更を行い、真岡鉄道交差部から同交差点までの用地補償や工事の進ちょくを図る。同バイパスは既設町道を拡幅する形で整備するもので、中央部でクランク状になっている一級河川ぐみ川橋梁の架け替えに伴う工法などを検討していくため、今年度は橋梁詳細設計を発注する。現在の橋梁は15m程度だが、27年度に実施した予備設計では22mを試算。今年度委託する詳細設計で渡河位置や橋種などを確定していくもの。

 新規の益子町七井と市貝町多田羅を結ぶ黒田市塙真岡線730mは、クランク状の踏切など線形を改良し片側に歩道2.5mを確保する。益子特別支援学校への通学路を確保する目的があり、今秋にも地元説明会を開催、測量や道路設計に着手する計画。

 茂木町の3カ所の道路橋梁は、耐震化や補修対策を実施。飯茂木線逆川大橋(L30m、鋼単純合成鈑桁)は補修工事、芳賀茂木線大瀬橋(L209m、3径間トラス)が耐震化と補修設計、123号八反田橋(L26.2m、単純非合成鈑桁)は補修設計を行い29年度の施工に備える。

 砂防堰堤の整備では、道の入沢が用地補償に着手するほか、林石倉沢が副堰堤の詳細設計、新規の東谷沢では1基の堰堤整備に向け詳細設計や地質調査を実施する。

 市貝町赤羽地内の真岡那須烏山線は、交差点改良と舗装工事を実施。杉山地内の黒田市塙真岡線は小貝小学校への通学路となっており、一部の用地は圃場整備事業で確保済で、交差点の改善を含む交通安全施設整備を進めていくため、用地補償を継続していく。整備延長は1100mで、片側に歩道2.5mを確保する。

 芳賀町で宇都宮市境の国道123号水橋西工区2300mは用地補償を継続し、第3四半期に改良舗装工事を2分割で発注する。大塚地内の主要地方道宇都宮向田線は、交付金から国庫補助に振替えを行い、軟弱地盤の改良に加え、掘削工や擁壁工などを発注、事業の進ちょくを図る。

Comments are closed.


Powered by WordPress, WP Theme designed by WSC Project.