県9月補正は223億4944万 3部の公共事業費157億 防災減災に15億、調査が2億

[2016/9/14 栃木版]
 県は一般会計に223億4944万円を追加する補正予算案を公表し、21日に開議する県議会通常会議に提出する。環境森林・農政・県土整備の3部の公共事業費には157億5595万円を配分したほか、緊急防災・減災対策事業費に15億円、公共事業関連調査費には2億円、端境期対策としてゼロ県債で債務負担行為20億円を盛り込んだ。県立学校の整備では、非構造部材の耐震化として残る宇都宮商業と足利工業高校の2校の工事費、緊急維持補修では宇都宮東高校など5校の設計費を計上している。補正後の当初からの総額は8405億2628万円。

 県財政課では今回の補正予算の編成方針に、「国の経済対策に積極的に対応するとともに、引き続き厳しい財政状況の中、とちぎ行革プラン2016を踏まえつつ、県民生活に関わる緊要な課題などに適切に対処するため編成した」としている。補正予算の特徴を、▽「未来への投資を実現する経済対策」への対応▽強みを生かした産業の振興▽健康で安心な暮らしの実現▽そのほか緊要な課題などへの対応-4項目に総括した。

 経済対策のうち、環境森林部の公共事業費の内訳は、▽治山3億0276万円▽林道2021万円▽森林整備3億8986万円▽自然公園など2億円▽その他1億2101万円。

 とちぎの元気な森づくり県民税事業費には1億0416万円。このうち間伐などを実施する奥山林整備が4348万円。市町への交付する里山林整備には750万円を配分した。

 農政部の公共事業の内訳は、土地改良が39億7544万円、畜産1億2997万円。産地パワーアップ事業には1億1046万円。TPP対策を踏まえ、産地の競争力を強化するため農業用施設などを助成する。

 県土整備部の公共事業費の内訳は、▽道路68億6800万円▽河川・砂防26億9300万円▽都市計画8億6968万円▽住宅1億8600万円。緊急防災・減災対策事業費には15億円。内訳は道路が10億円、河川砂防5億円で、道路アンダーの冠水対策や河川の堆積土砂の除去などを実施する。公共事業調査費2億円の内訳は、道路関係に1億5000万円、河川砂防が5000万円となった。

 総合スポーツゾーン整備には6億円を配分。北エリアの調整池、新武道館東側園地、受変電設備の整備に充当。流域下水道事業会計には1億0600万円。ポンプ場の耐震化など進めるもので、鬼怒川上流が8600万円、巴波川には2000万円を配分した。

 保健福祉部所管のうち障害者福祉施設の整備助成では、グループホーム・スプリンクラー・防犯設備など。児童福祉施設も防犯対策に助成する。一時保護所の整備では、中央児童相談所に併設する一時保護所の環境改善として、空調設備更新や屋根防水工事を実施する。

 企業局の用地造成事業会計には6億1348万円。内訳は、足利市あがた駅南産業団地18.5haが5億6348万円、みぶ羽生田産業団地には5000万円を追加し、事業の進ちょくを図る。

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