消防5施設を建替構想 那須地区消防組合が計画 黒磯消防署を最優先 庁舎2500平方m、ヘリポート設置

[2016/9/21 栃木版]
 那須地区消防組合(組合長・津久井富雄大田原市長)はこのほど、消防施設整備基本計画をまとめた。同計画によると、黒磯消防署、塩原分署、湯本分署、湯津上分署、板室分署において施設の建て替えを計画。黒磯消防署を最優先で整備していくとしており、新しい黒磯消防署は、庁舎の規模を延べ床2500平方mと想定し、各種施設のほか、ヘリポートの設置を構想しているという。

 消防施設整備基本計画の計画期間は、29~39年度の11年間。組合では、▽本部・大田原消防署▽黒磯消防署▽西那須野消防署▽那須消防署▽黒羽分署▽湯津上分署▽板室分署▽塩原分署▽湯本分署-の9施設を管理。このうち、本部・大田原消防署、西那須野消防署、那須消防署は新耐震基準を満たした施設で、黒羽分署はすでに耐震補強工事を実施。残る5施設は現在の耐震基準を満たしておらず、狭あいで老朽化が進み、敷地も狭あいとなっているため、組合は施設の建て替えを計画することとした。

 組合では、施設整備にあたって、基本的には各市町の土地を借用して、新施設の建設を実施。整備の優先順位は、[1]黒磯消防署[2]塩原分署[3]湯本分署[4]湯津上分署[5]板室分署-に設定。用地確保の状況によっては、整備の順番が前後するとした。

 優先順位が一番高い黒磯消防署(下厚崎264)については、黒磯消防署庁舎整備事業基本構想がまとめられている。黒磯消防署は昭和46年7月建設で、RC造一部S造2階建て。延べ床約1130平方mの庁舎と、延べ床約190平方mの車庫などで構成。同構想によると、新施設は敷地面積が1万平方mと想定。現所在地から半径1.5km圏内で、主要道路に面している平地が建設地に望ましいとした。

 新施設は、庁舎のほか、第2車庫、屋内訓練場、高圧ガス庫、訓練塔、自家給油場、駐車場などのほか、屋外訓練場や臨時駐車場にも利用できるヘリポートの設置を構想。庁舎の規模は、延べ床2500平方mと想定した。

 事業費は、各市町との協議を進める中で決めるとしている。建設事業については、設計から工事まで2年半の期間を想定した。なお、塩原分署、湯本分署、湯津上分署、板室分署については、設計から工事までの期間を2年間と想定している。

Comments are closed.


Powered by WordPress, WP Theme designed by WSC Project.