県9月補正の債務負担行為 和の代大谷川橋は上部工 塩田ダム更新で2億 あがた駅南産業団地の造成工

[2016/9/22 栃木版]
 県は9月補正予算案に農政部所管工事として、矢板市の塩田ダム水管理システム更新工事に2億円の債務負担行為を設定したほか、県土整備部は一般県道小来川清滝線和の代大谷川橋(日光市)の上部工など3カ所で15億3000万円を配分。県内全域を対象とした道路や河川砂防施設など維持管理業務には県単で20億円を設定した。また、企業局の用地造成事業特別会計には、足利市あがた駅南産業団地の残工事分として10億5500万円を配分している。

 塩田ダムは、流量計などを含めた観測機器や操作設備、取水・放流量などダムのデータ記録の送受信などを受け持つ水管理システムの更新工事を前倒しして今年度に執行する。実施設計は日本工営(東京都千代田区)が担当、29年度の2カ年で施工する見通し。

 県土整備部道路整備課所管の快適で安全な道づくり事業補助では、3事業で15億3000万円を追加した。橋梁整備では、一般県道小来川清滝線が一級河川大谷川を渡河する和の代大谷川橋架け替えに伴う上部工事に充当する。同橋梁は橋長が130m。上部形式は3径間連続鈑桁の斜橋とし、幅員が9.5mの片側に2.5mの歩道を確保する。

 同橋梁は、日光市営「やしおの湯」へ来湯する歩行者などの安全を確保するため、同橋梁を含む狭あい区間500mの改善に着手したもの。下部工は直接基礎逆T式橋台2基、直接基礎壁式橋脚2基で構成。これまでに全下部工の発注を完了している。橋梁詳細設計は、シーアイエス(宇都宮市)が担当した。

 企業局が所管する足利市あがた駅南産業団地は、すでに工事の始まっている北東エリアの第1工区(約2ha)を除く全エリアの造成や道路工、調整池の掘削工事等に着手するため10億5500万円を設定したもの。市との協議が整い施工協定に向けて、30年度までの工事費を確保したもので、地元業者の受注を視野に年度末の端境期対策を含んだものとしている。工区割りと発注件数については今後、調整していく予定。

 同産業団地の用途別面積は、工場用地が平場と緑地を合わせ約12.3ha、道路が約2.2ha(幅員12.0mの幹線道路700m、同9.0mの街区道路1500m)、公園0.3ha、調整池約2.0haなどで構成。

 今年度から工事に着手しており、これまでに調整池から敷地外へ流末を確保する放流管3件の工事を発注。今後は埋蔵文化財調査を先行し、北東エリア2haの造成工事1件と同エリア南側(L180m)と西側(L120m)を囲む道路工2件について第3四半期の工事発注を計画した。

 以下、予算配分箇所。(単位・万円)

《一般会計》

【農政部】

▽水利施設整備事業(塩田ダム水管理システム更新工事)=2億(29年度)

【県土整備部】

▽快適で安全な道づくり事業補助(和の代大谷川橋上部など3カ所)=15億3000(29~30年度)
▽県単道路保全事業=14億(29年度)
▽県単快適で安全な道づくり事業=3億(29年度)
▽県単河川砂防保全事業=2億(29年度)
▽県単河川砂防施設づくり事業=1億(29年度)

《用地造成事業特別会計》

【企業局】

▽土地造成事業(あがた駅南産業団地)=10億5500(29~30年度)

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