吹上小給食調理場を改築 29年度から設計着手 施設600平方mドライ方式に4.5億(栃木市)

[2016/10/26 栃木版]
 栃木市は、吹上小学校(吹上町115)の学校給食共同調理場について、改築事業を計画している。吹上小学校給食共同調理場整備事業基本計画によると、新しい調理場の建設地は、学校敷地東の学校農園(吹上町2086外)。29年度に用地測量に着手し、29年6月~30年12月にかけて基本設計および実施設計を実施。31年1月から着工し、32年3月に完成。32年4月からの供用開始を目指すという。建設事業費は、4億5500万円と試算している。

 現在の吹上小学校の給食共同調理場は、学校敷地北東に配置しており、昭和55年建設・S造平屋建て・延べ床145平方m。同施設は、27年9月の関東・東北豪雨で被災し、湿気の影響を受けて施設や設備の老朽化が激しく進んでいる。

 さらには、従来は小学校単独方式の調理場であった施設を吹上中学校の分も追加した親子方式にしたため狭あいで、食物アレルギー対応に伴う整備や、米飯炊飯設備の整備が困難。▽ウェット方式の施設▽汚染作業区域・非汚染作業区域・その他区域を区分した構造となっていない▽調理員専用トイレがない-といった問題も抱えている。これを受け市は、衛生管理基準の徹底した安全・安心で栄養の良い給食の提供に向けて、新しい調理場を整備することとなった。

 新しい給食調理場の建設地は、学校敷地東にある、体育館南側の学校農園とした。施設はS造またはRC造とし、規模は約600平方mとなっている。対象の学校は吹上小学校と吹上中学校の2校で、1日あたり700食を提供。ドライ方式で、炊飯設備なども設けるとする。調理場内には、検収室、下処理室、調理室、和え物室、食物アレルギー専用室、配膳室、洗浄室、洗濯室、事務室、休憩室、食品庫、ゴミ庫、トイレなどを配置する。

 駐車場については、食材納入車両と給食配送車進入、来客用スペースを確保。外構はフェンスで囲い、アスファルトで舗装する。排水処理は、合併処理浄化槽で行うとする。

 建設事業費は、4億5500万円と試算。このうち、建築工事費(電気設備工事費、機械設備工事費含む)が2億8500万円、厨房設備工事費および給食備品購入費が1億2000万円、外構工事費および解体工事費が5000万円となっている。

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