新守谷駅に歩道橋 北守谷橋を長寿命化(守谷市補正案)

[2016/12/20 茨城版]
 守谷市はこのほど、松丸修久市長の就任後初となる第4回市議会定例会に、補正予算案や財産の取得などの議案を提案している。一般会計補正予算案は専決1号と第7号の2議案を提出。これらを合わせて、本年度の総額を209億4989万円とした。主なものでは、新守谷駅への歩道橋整備費や北守谷駅の長寿命化委託料などを盛り込んだ。

 新守谷駅自由通路線整備事業では、自由通路線整備業務委託料に2カ年で2億8080万円(28年度1億1880万円、29年度1億6200万円)の継続費を計上した。工事は関東鉄道に委託する考えで、年度内に協定を締結する見通しだ。30年度内の供用開始を見込む。

 この事業は、新守谷駅西側のペデストリアンデッキから駅の東側へ連結する歩道橋を整備するもの。駅の西側では、27年度に開智望小学校が開校したことや、守谷市・つくばみらい市の住民から西側への移動が不便だという要望を受けていた。

 整備は守谷市とつくばみらい市、開智学園の3者で実施していく。歩道橋は延長90m、幅員3.5mで計画し、現在は復建エンジニヤリング(東京都中央区日本橋)が詳細設計を策定している。設計の完了は、28年度末から29年度初めになる見込み。工事の委託については、年度内にも関東鉄道と協定を締結し、29年度から工事に着手したい考えだ。

 橋梁長寿命化修繕事業では、橋梁修繕委託料に1億5214万円を予算化した。対象となるのは、常磐自動車道に架かる北守谷橋(御所ケ丘、延長40.5m、幅員32m)。工事は東日本高速道路に委託し、年度内にも契約を締結する意向だ。工事内容は、橋脚の剥落防止やひび割れの補修などを実施していく。橋面の舗装や防水工事、伸縮装置の交換などについては、29年度以降に市から発注する見通しとなっている。

 このほか市営住宅管理事業費では、市営住宅改修工事費に4009万円を盛り込んだ。対象は薬師台の市営住宅18戸で、老朽化した浴室の改修工事を実施していく。なお、当初予算で計上した市営住宅12戸分を合わせて、合計30戸分の改修工事を年度内に発注する計画だ。

 下水道事業会計では、下水道管路施設実施設計委託料に1161万円を予算化。対象地域は本町で、延長344.4m(口径250mm)で計画している。この地域は、本年度に地質調査を実施した結果、軟弱地盤であることが判明した。そこで今回、工法を検討するために設計委託料を計上した。設計は早期に発注し、新年度の着工につなげる予定だ。

 財産の取得では、三井不動産からみずき野5丁目の敷地と建物を2億0040万円で取得する契約案を提出する。この敷地は、郷州小学校に隣接するスーパーマーケット跡地で、同地を市が買い取り、その後、民間事業者に手渡して再開発を図る。

 敷地面積は8403.63平方mで、スーパーマーケット部分については既に解体工事が完了し、更地となっている。敷地内にはこのほか、スイミングプール施設(延べ1238.44平方m)やフィットネス施設(延べ136.51平方m)、ATM施設(延べ81.98平方m)が配置されている状況だ。

 市では現在、再開発をどういった方向性で民間事業者に委託するのか、また、運営中のスイミングスクールの利活用なども踏まえて検討中だという。今後は民間事業者の募集を開始し、年度内にも事業者決定まで進めたい考えだ。

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