東海駅西口広場を再整備 7月着工し国体前に1期供用(東海村)

[2017/1/11 茨城版]
 東海村は、東海駅西口広場再整備・自転車レーン整備事業を計画している。工事は2期に分けて実施する予定で、29-30年度で1期工事を行い、31年度に開催される茨城国体前の暫定供用開始を目指す。そのあと32-33年度で2期工事を行い、完全供用開始する予定だ。1期工事は29年度に駅前広場暫定工事、30年度に自転車レーン工事を予定しており、来年7月の着工を見込んでいる。

 JR東海駅西口の駅前広場は、昭和48年に区画整理事業として都市計画決定してから40年以上が経過し、社会情勢の変化や既存施設の老朽化への対策が必要となっている。また、用地取得が広場の計画面積4620平方mのうち、約60%となる2940平方mの進捗にとどまっている状況だ。このため再整備のポイントとして、当初の計画を見直して現状に見合う施設規模とするとともに、駅西地区の市街地活性化の観点や国体が開かれる笠松運動公園への玄関口に相応しい駅前の形成を図るため、整備方針を決定した。

 整備方針は、▽交通量調査と駅利用者調査により交通広場面積を1300平方mに決定し、残りを多目的広場とする▽タクシー駐車場を7台から9台、バス乗降場を4台から1台へ変更し、障がい者駐車場を新設する▽通過交通を分離し広場内での交通事故の危険性を回避する▽駅西大通りを4車線から2車線にし、コンパクトな無信号交差点とする。減らした車線には自転車レーンを新設する▽国体時のアクセスとして笠松運動公園まで自転車レーンを延伸する──の5つとする。

 村ではこれまで、26年度に基本計画、27年度に実施設計を千代田コンサルタント茨城営業所(神栖市)で策定。これをもとに整備方針などを検討してきた。

 事業内容は、駅前広場の機能向上を図るとともに、多目的広場の設置や駅前地区交番の誘致、屋根や照明灯、看板、バリアフリー化、歩道の拡幅や自転車レーンの整備などを行う。また、県警察本部ではこのほど、広場内へ東海地区交番の建設に着手した。来年度は1期工事に着手する計画で、1期工事では駅西大通り南側の広場整備工事と駅西大通り工事、自転車レーン工事を行う。2期工事は北側の広場整備工事を予定。また、駅前広場の完成に向けて、引き続き用地交渉を進めていく考えだ。

 29年度には駅前広場1期工事(駐輪場区域工事を含む)、30年度には駅西大通り工事(駅前から駅西交差点まで)と自転車レーン工事(駅前から笠松運動公園まで、延長約3200m)を行い、31年度の暫定供用開始を目指す。駅前広場にはタクシープールやバス乗降場、緑地などを設ける予定だ。また、32年度には駅前広場2期工事(東海駅停車場線を含む、幅員7m)を行い、33年度に完全供用開始させる考え。

Comments are closed.


Powered by WordPress, WP Theme designed by WSC Project.