来年度から用地買収 国道461号横軸の北沢トンネル 大子橋は供用後、旧橋撤去など(461号整備促進協)

[2017/1/31 茨城版]
 同協議会は、国道461号沿線に位置する高萩市・日立市・常陸太田市・大子町の首長や議会議長で組織する。この路線は、県北部の肋骨道路として各地域の生活、文化、経済の発展を推進する重要な幹線道路。しかし、国道昇格後20年が経過した現在も未改良区間が数多く残されている。

 特に、通学路対策や観光シーズンの交通渋滞対策、橋梁の老朽化対策など道路整備に対する地域の要望が高いことから、例年県に早期整備を求める活動を行っている。

 大久保会長らは、安全・安心の地域づくりや災害時の避難路・物資輸送力の強化など防災・減災に資する道路整備の観点、および道路ストック効果による地域経済の活性化の観点から、▽29年度予算編成における所要道路整備予算の拡充▽橋梁長寿命化や通学路安全確保推進にかかる防災・安全交付金の充実▽国道461号全線の改良促進と要望箇所の重点整備──の3項目を要望した。

 水府・里美拡幅は、常陸太田市上高倉町から同市折橋町までの全体延長7200mで計画し、13年度から事業に着手した。27年度までに、主要地方道常陸太田大子線から北側の延長3800m区間(通称・縦軸)のうち約2720mと、高倉橋を含む140mを供用。昨年8月には縦軸の残る約1080mも供用し、これまでに縦軸3800mが全線開通している。

 引き続き、横軸の下高倉・折橋工区約3400mにも着手しており、こちらは急勾配となることからトンネルを整備する方針。県は「本年度は北沢トンネル(仮称)などの詳細設計を進めている」と報告するとともに、「設計がまとまり次第、来年度には用地買収に着手して早期の供用を目指す」と説明した。

 一方、大子地区の大子橋の架け替えは、全体延長340mの事業に25年度から着手している。本年度は用地補償、橋梁上下部工および道路改良舗装工事などを実施しており、県は「新橋が供用し次第、旧橋撤去や護岸工を実施して早期の事業完了を目指す」と報告した。

 最後に澤田勝土木部長は「水府里美拡幅、大子橋架替ともに鋭意事業を推進していく」と意気込みを示したほか、「事業の早期完成に向け、用地の円滑な取得に引き続き地元市町村の協力をお願いしたい」と話した。

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