3小学校に児童クラブ室 湯本浄化センター長寿命化へ テニスコート整備で測量設計(那須町新年度予算案)

[2017/3/4 栃木版]
 那須町は3日、29年度当初予算案を公表した。一般会計は前年度当初比6.9%減の115億1200万円、普通建設事業費も放射能対策による除染事業の完了などで、35.0%減の9億1694万円となった。建設関連では、東陽・高久・黒田原の各小学校に放課後児童クラブ室設置工事費を計上したほか、旧田中小学校校庭を利用しテニスコート等8面を整備するため測量設計費3098万円を配分した。下水道事業特別会計は2.8%増の3億4660万円。湯本浄化センター長寿命化工事を実施するため、実施計画書の策定などを進めていく。
=6面に主要事業と予算額

 町は当初予算案について、「行財政改革推進プラン2016」に基づき、効率的な行政運営と財政健全化に着実に取り組み、第7次町振興計画に掲げた施策を着実に推進していくため、積極的な予算編成に努めたとしている。

 小中学校適正配置計画に基づく東陽小学校校舎の外構整備には2745万円を計上。放課後児童クラブ室の整備には1億4591万円。内訳は、黒田原小学校が第1保育園跡地に新設するため工事費等7251万円、同保育園解体費1300万円を予算化。東陽と高久小学校は旧技術室の改修費として各3020万円を配分した。

 旧田中小を活用したテニスコートは、フットサル兼用2面(オムニコート)を含む8面を整備する計画。道の駅「友愛の森」の再整備には4000万円。同道の駅では、施設規模や配置など全体計画の見直しを進めており、当面は駐車場整備を先行するため、用地測量や地質調査費などを予算化した。

 都市基盤整備のうち道路整備には2億2229万円を充て、小島千振線など3路線の改良工事等を実施。道路維持補修に1億4106万円、橋梁維持補修には3300万円を配分。7橋梁の点検のほか、堂の下橋の補修工事などを実施する。河川改修には3300万円配分し、普通河川不沢川の整備などを継続していく。

 定住化促進のための町営住宅整備では、町が宅地分譲しているグリーンハイツ田中を利用し2棟分として3812万円を予算化。町の住宅販売業者と連携しプロポーザル方式で選考、28年度は3棟を整備・販売している。一般住宅の耐震診断と改修補助には180万円。新規の店舗リフォーム事業には助成費400万円を予算化した。

 消防防災施設整備には2999万円。消防団車庫や防火水槽の新設などを行うほか、同報系防災行政無線整備では1169万円を充て、屋外拡声子局1基の増設工事を実施する。

 特別会計のうち下水道事業は、黒田原処理区が管渠布設の設計と工事、湯本処理区は浄化センターの長寿命化対策に向けた実施計画を委託する。

 宅地造成事業は、12.5%減の1億1940万円。グリーンハイツ田中で13区画の宅地分譲を行う。観光事業は7.4%増の3350万円。

 水道事業は、4.9%減の11億0752万円。このうち給水区域拡張事業には6243万円を充て、配水管の新規布設などを進めていく。

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