中学校新設に2.5億円 市道23号線は北側延伸第2工区へ(牛久市新年度予算案)

[2017/3/7 茨城版]
 牛久市(根本洋治市長)は、2日開会の定例市議会に29年度の当初予算案を提案している。一般会計の総額は前年度当初比0.8%増の256億1000万円で、過去最高の予算規模となっている。主な事業は、ひたち野うしく地区の中学校新設で実施設計をまとめるほか、造成工事や既存施設の撤去などにも着手する。このほか、市道23号線の改良舗装や牛久運動公園武道場の建設、中央生涯学習センターの施設改修工事などを進める。

 一般会計の投資的経費は22億8400万円。清掃工場延命化事業の継続費が5億円近い伸びを示したものの、本年度に実施したバイオマス産業都市の構築や下根中学校仮設校舎建設などの完了で、前年度当初比18%の減少となった。一般会計と特別会計を合わせた総額は443億5100万円で、公共下水道事業特別会計が減額したが、社会保障に関連した特別会計の伸びにより、前年度当初比0.4%の増額となっている。

 主な事業のうち、ひたち野うしく中学校の建設事業では実施設計や造成工事などに2億4746万円を予算化する。この事業は、下根中学校区の生徒数増加により従来計画の校舎棟増築工事では対応できないことから新設で対応するもの。建設地は東猯穴町1314-1ほかで、ひたち野うしく小学校の北西に隣接する4万7039平方mの民有地を活用する。

 昨年からは、プロポーザルで選定した久米設計(東京都江東区)で基本設計の策定を進めている。整備基本方針によると、建設規模は校舎棟が約6200平方m、給食室約500平方m、体育館約1800平方m、武道場約650平方m程度とする。工事は30-31年で実施し、32年度の開校を目指す。事業費は約30億円を見込む。

 市道23号線の改良舗装では、北側延伸第二工区に2億0622万円を計上した。市道23号線は、国道6号の補完道路として城中町から田宮町までを結ぶ延長約3kmで計画。本年度まで実施していた南側延伸分が完了し、今後は北側延伸第一工区(延長約570m)と再北端の北側延伸第二工区(延長約520m)を進める。新年度は、北側延伸第二工区で改良舗装工事などを行う。

 中央生涯学習センターでは、空調機改修工事費に7540万円を予算化する。この施設は昭和62年に完成し、これまでも修繕工事などを行ってきたが、新年度から空調設備の更新を進めていく。まずは講座棟の工事を行い、ホール棟は31年度ごろに着工する方針だ。

 牛久運動公園武道場では、造成工事費に3500万円を予算化するほか、3月補正では国の経済対策分として、本体工事費や監理委託料などに総額5億1732万円の28-30年度継続費を組む予定だ。この武道場は、茨城国体で空手会場となる体育館の控え室や練習場などの補助的施設として建設するもの。建設地は体育館隣接地で、施設規模は延べ約1600平方m~1700程度を想定する。昨年からは、若柳建築事務所(つくば市台町)で実施設計を策定している。工事は29-30年度の2カ年で進め、30年度中の完成を目指す。

 このほか、ひたち野地区まちづくり検討調査費には299万円を計上。ひたち野うしく中学校の建設に合わせた宅地需要を見込み、市街化調整区域となっている学校周辺の土地利用手法を検討する。5カ年で進めている牛久クリーンセンターごみ焼却施設の基幹的設備改良工事では、引き続き焼却施設の更新などを行うほか、新年度は空調設備の更新に1944万円を投じる。民間保育園の建設には補助金9547万円を予算化し、小規模保育園「こばと夢サーナリー」の建設や牛久めぐみ保育園の改修に補助を行う。

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