電共270mを月内発注 北側歩道を先行施工 黒磯停車場線が初弾工事(大田原土木)

[2017/3/7 栃木版]
 県は那須塩原市本町地内の一般県道黒磯停車場線(都市計画道路3・4・15号黒磯本通り)に埋設する電線類共同溝(CCBOX)について、初弾工事が月内にも発注される見通しとなった。今年度から街路事業を導入、詳細設計が固まったもので、県大田原土木事務所によると、北側270mを先行して施工するとしている。CCBOXは幅員3.5mの歩道下に埋設するもので、工期に5カ月、指名競争入札を適用する。整備に伴う道路詳細設計と電線類共同溝設計はダイミック(宇都宮市)が担当している。

 黒磯停車場線は、現在の幅員の16.0mについて幅員構成を見直し、南北の両側歩道3.5mに電線類共同溝、車道両端には自転車専用通行帯を1.5mずつ確保し、車道を3.0m×2車線とした。整備対象区間は、JR黒磯駅前から一般県道黒磯高久線までの270m。総事業費には3億円を試算している。

 270m区間には交差点が4カ所形成、原町街道線との交差点等には交通流を円滑にするため右折溜まりを確保する。舗装は歩道がインターロッキングによる美装化、車道には排水性舗装を採用する計画。

 電線類共同溝を埋設する歩道には現在、アーケードが設置されており、整備に先立ち市が撤去する。また、中心市街地のため上下水道の管路・管渠が埋設されており、同配管類については移設しながらの施工となるとしている。CCBOXに格納する電線類は、東電の電力線、NTT・KDDIの電話線、市や県警の通信線など。

 市は黒磯停車場線の整備に先行する形で、26年度からJR黒磯駅周辺地区を対象に都市再生整備計画(都市再構築戦略事業)に着手した。同地区の目標として、▽快適な生活と滞在が可能な都市環境の形成▽地域資源を生かした商業空間の集積による街の魅力向上と賑わいの再生▽交通結節機能の強化と駅東西市街地の一体性の確保-などを挙げた。

 具体的な事業は、▽黒磯駅前のアーケード撤去▽(仮称)まちなか交流広場・まちなか交流センター整備▽黒磯西口広場・駐輪場・駐車場整備▽(仮称)駅前図書館整備▽東西連絡通路整備▽黒磯駅東口広場整備▽市道の改良と高質化-などを実施する計画。

 なお、黒磯本通りの変更に合わせて28年2月に開かれた県都市計画審議会では、同路線がアクセスし市が整備するJR黒磯駅西口前の広場面積を5700平方mから5500平方mへ変更することを了承している。

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