給食センター整備 旧新治庁舎を解体神立駅駐輪場で設計(土浦市予算案)

[2017/3/10 茨城版]
 土浦市(中川清市長)は7日開会の市議会第1回定例会に、29年度当初予算案を提出した。一般会計の総額は538億1000万円となり、対前年度比6.4%の減少となった。このうち、一般会計の投資的経費は市営斎場整備事業など大型事業の完了で、24.8%減の81億6240万円。新年度予算は合併特例債事業の総仕上げと位置付け、土浦駅前北地区市街地再開発事業や土浦駅西口地区の整備事業、新治地区小中一貫校整備事業などの大型事業の完成を目指す。特別会計は9会計で6.7%減の総額431億6000万円となった。主な事業は、新神立駅駐輪場整備の基本・実施設計委託料や旧新治庁舎の解体工事費、土浦港周辺整備の実施設計委託料、市民会館耐震化の実施設計委託料などを盛り込んだ。

 神立駅西口自転車駐車場整備事業は、新自転車駐車場の基本・実施設計委託料に2カ年で2335万円(29年度1000万円、30年度1335万円)の継続費を計上した。29・30年度で設計をまとめ、31年度から着工する見通しだ。

 神立駅周辺では現在、土浦・かすみがうら土地区画整理一部事務組合が土地区画整理を進めており、その計画地に駐車場がかかるため、同施設を移設して建て替える。

 新施設には、現在の駐車場と同規模のスペース(自転車527台分、バイク15台分、延べ626平方m程度)を確保する計画。今後は29・30年度で基本・実施設計を策定し、30年度に仮設自転車駐車場の設置と既存施設の解体を行う。土地区画整備の進捗状況をみながら、31年度頃には新施設整備に着手し、32年度の完成を予定する。

 給食センター再整備事業では、旧新治庁舎解体工事費に7204万円を計上。順調に行けば7月頃にも解体工事を実施し、30年9月に新給食センターの新築工事に着手したい考えだ。

 この事業は、市内にある第1・第2学校給食センターの老朽化から、新たに新施設を新治庁舎の跡地に整備するもの。新施設は延べ4700平方m程度とし、給食提供数は幼稚園と小学校、中学校をあわせて1日あたり1万2000食程度に設定する。新施設の整備にあたり、29年度には旧新治庁舎や車庫などを解体するとともに、敷地内の記念碑と記念樹の移設工事などを行う。なお、基本・実施設計は綜企画設計(東京都千代田区)が担当して、29年度内に策定する見通しとなっている。

 土浦港周辺広域交流拠点整備事業は、センター施設設計委託料540万円や緑地設計委託料1026万円などを盛り込んだ。29年度内に設計をまとめ、30年度からの着工を予定する。

 この事業は、ラクスマリーナなどが位置する川口2丁目地区約5.5haを対象に、集客施設や公園など整備するもの。配置計画では地区を▽交流拠点ゾーン(1000平方m)▽パークゾーン(2万0500平方m)▽憩い・くつろぎゾーン(8500平方m)▽マリーナゾーン(2万1000平方m)▽駐車場(100台分と50台分の2カ所)──に分けて整備。このうち、交流拠点ゾーンにはセンター施設(S造2階建て、延べ400平方m)を建設する。施設の機能については、観光案内、倉庫・事務所、軽食喫茶、セミナールームなどを想定している。

 市民会館耐震化及び大規模改造事業では、市民会館耐震補強設計委託料に2185万円、市民会館大規模改造設計委託料に1815万円などを予算化した。この施設は昭和44年に竣工した建物で、老朽化が著しく耐震補強も必要なことから、耐震化と大規模改造工事を実施する。施設の構造・規模は、RC造3階建て、延べ5657平方m。順調に行けば29年度に実施設計をまとめ、30年度に着工する。全体事業費は10億0314万円を設定している。

 汚泥再生処理センター整備事業は、施設整備基本計画・基本設計策定業務委託料に745万円を計上。この事業は、佐野子に位置する衛生センターの老朽化から、新たに新施設を整備するもの。新施設はこれまでのし尿および浄化槽汚泥処理に加え、農業集落排水施設の汚泥もあわせて処理し、助燃剤化する再資源化の機能も備えた施設を予定する。

 今後は、30年度に発注仕様書等作成業務を委託し、31・32年度で衛生センターの一部解体工事と建設工事・工事監理業務委託、33年度に旧施設全体の解体工事を行う計画。なお、新施設の建設工事費と工事監理業務委託料には13億3720万円程度を想定している。

 このほか、ごみ焼却施設整備事業では基幹的設備改良工事費に22億2230万円を計上。清掃センターの老朽化を受けて長寿命化を図るもので、28年度には3号焼却炉の改修を実施しており、29年度には2号焼却炉の改修を予定している。

 道路は、田村沖宿線や常名虫掛線などの整備を進める。田村沖宿線は延長1520mの道路改良工事費に2億9646万円、常名虫掛線は延長420mの道路改良舗装工事費に2億4840万円、荒川沖木田余線は延長600mの道路改良工事費に2億7918万円などを盛り込んだ。

 配水管施設整備事業・老朽管更新事業は、事業費に10億0128万円を計上した。配水管施設事業で実施設計委託(延長3740m)や配水管布設工事(延長3260m)、消火栓設置5基分など、老朽管更新事業で実施設計委託(延長7230m)や更新工事(延長6765m)などを予定している。

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