宇都宮東署設計で継続費 県警29年度建設関連事業 宇都宮に独身寮整備 信号機新設15基、更新が173基

[2017/3/15 栃木版]
 県警は29年度当初予算案の概要を公表し、前年度当初比10.6%減の429億5779万円を計上した。庁舎整備では、宇都宮東警察署の移転整備に伴う設計費として30年度まで2カ年の継続費1億1644万円を設定したほか、独身寮整備では宇都宮市宝木町2丁目地内の老朽宿舎の解体工事に加え、地質調査と設計委託などで30年度の2カ年で2億9150万円を設定した。交通安全施設整備費には17億0239万円。特定事業と県単事業を合わせ、15基の信号機を新設、173基の信号機を更新する。

 宇都宮東警察署は、宇都宮市中今泉3丁目地内の調整池跡地1万4200平方mに建設する。構造と規模には、RC造4階建て・延べ6809平方mを試算。29年度は実施設計や地質調査に着手し、30年度下半期に建築工事に着手、32年度の供用開始を目指す。総事業費には約40億円を試算した。

 交番・駐在所の整備には事業費4億8595万円。交番は栃木警察署大平(新設)を新設するほか、宇都宮南警察署緑、小山警察署城東、那須塩原警察署黒磯駅前の3カ所を建て替える。駐在所の建替えは、宇都宮中央警察署徳次郎町、小山警察署東野田、那須塩原警察署高林・広谷地・丸山、今市警察署高徳、那珂川警察署下郷の計7カ所。

 職員宿舎の整備費には1億8918万円。宇都宮地区に独身寮を整備するもので、構造と規模は2棟84室、RC造3階建て・延べ2016平方mを試算した。現在の宝木職員住宅敷地内で、老朽住宅を解体した跡地に計画、総事業費には約19億円を試算した。31年度の供用開始を予定し、計画的に整備を進めていく。

 女性警察官勤務改善事業費には3944万円。29年度は大田原警察署内に仮眠室や更衣室を整備する。県警では32年度までに女性警察官の比率を10%まで高める計画があり、既存警察署の改修による勤務改善は今年度の下野、27年度の佐野警察署に続き3カ所目。

 交通安全施設整備における国庫対象の特定事業には5億3955万円。事業は、信号機の更新等142基を実施する。県単事業には11億6283万円。信号機新設が15基、老朽化対策の信号機更新31基のほか、道路標識3306本、高輝度標示の更新が約2500カ所、横断歩道の高輝度標識と標示化1343面などを予定した。

 高齢者交通安全等アドバイザー等事業費には663万円。高齢者の死亡事故が全体の6割を超えている現状を踏まえ、高齢者世帯を個別訪問し、交通安全教育などを行うアドバイザーの設置などを進めていく。

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