現況測量や基礎調査着手 鹿沼市が新産業団地計画 33年度着工目指す さつきロード沿い30~40ha

[2017/4/12 栃木版]
 鹿沼市は、新産業団地の整備を計画している。市産業振興課によると、計画地はさつきロード沿いの約30~40ha。29年度は、現況測量や基礎調査を実施するとした。市では、32年度に計画地の市街化区域編入に向けた区域見直しを行った後、33年度から用地買収や造成工事に着手。35年度からの分譲を構想しているという。

 現在のところ鹿沼市内では、企業の新規立地が可能な工業用地について、宇都宮西中核工業団地に1区画、民間造成の鹿沼市アワノ工業団地の1区画の計2区画となっている。市では今後、新たな雇用を創出し、人口減少の克服や地域経済の活力維持へ、さらなる企業誘致の促進が必要となるため、新たな産業団地の整備を計画することとなった。

 新たな産業団地の計画地は、さつきロード沿いで鹿沼工業団地の東側に隣接している、約30~40ha。計画地内には、農地、森林、一般住宅、太陽光発電施設、民間の霊園などが所在している。同地域は現在のところ市街化調整区域となっており、市街化区域への編入を構想。農業振興地域に指定されている地域もあり、農振除外の手続きも進めていくとした。同地域北東には林地も所在し、産業団地整備を行う際には、森林率等を考慮して整備を進めるとしている。

 事業主体については、県の実施も視野に入れており、市は、現在のところ県と協議を進めている。現況測量で計画地の高低差等を調べ、現況測量を基に基礎調査において、雨水排水計画や採算性調査などを行い、資料を作成。資料を基に県とさらに協議を重ね、事業主体を決めていくとしている。

 現在のところ、市では、新産業団地において、大規模な区画の設置を構想。区画道路、調整池、公園、上下水道など一般的な産業団地に必要な施設整備を行うとし、道路等の周辺整備も構想している。工業用水の活用については地下水の取水も考慮し、現況調査で状況を確認するとしている。

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