指定廃棄物保管施設を建設 常総運動公園 総合体育館改修に1.2億円(常総広域組合予算)

[2017/4/14 茨城版]
 常総地方広域市町村圏事務組合(管理者・松丸修久守谷市長)はこのほど、29年度当初予算の概要を明らかにした。一般会計は61億1867万円で、前年度当初と比べて5.5%増となった。新年度の主な事業は、指定廃棄物一時保管施設整備工事費に2億3053万円を計上したほか、常総運動公園の体育館改修工事費に1億2300万円を予算化。また、常総運動公園の改修工事に向けた基本構想の委託料や、水海道消防署北出張所とつくばみらい消防署の耐震診断委託料などを盛り込んだ。

 同組合は守谷市野木崎地内にあり、常総市、取手市、守谷市、つくばみらい市の4市で構成している。敷地内には常総環境センターのほか、常総運動公園や常総広域地域交流センター「いこいの郷常総」、生ごみ堆肥化施設の守谷事業所が立地。このほか、常総広域消防や防災センター、障害者支援施設「常総ふれあいの杜」なども運営する。

 指定廃棄物一時保管施設整備事業は、組合敷地内に保管してある放射性廃棄物の一時保管施設を建設するもの。現在は東日本大震災の際に生じた廃棄物をドラム缶2773本に詰めて保管してあるが、これをコンクリートのボックスカルバートに収納する。収納する際には放射能濃度別にドラム缶を配置し、濃度が低減するのを待つ考えだ。設計はつくば建築設計事務所(龍ケ崎市)で策定し、工事は5月ごろに発注する見込みだ。

 常総運動公園の総合体育館は、茨城国体で成年女子のハンドボール会場となっており、競技基準に合わせるためアリーナのブラインドを遮光カーテンに取り替える。また、老朽化している床の張り替えや照明設備のLED化も一緒に行う。建物はRC造平屋一部2階建てで、アリーナ部分の面積は1575平方m。2階には観客席376席が設けられている。

 常総運動公園は昭和52年に開園し、野球場など一部施設が供用開始された。このあとも施設は順次建設されたが、老朽化しているものも多い。このため、運動公園全体の見直しを行うとともに、住民のニーズに合わせた施設とするために検討を行い基本構想を策定する。

 水海道消防署北出張所とつくばみらい消防署では、建物の老朽化に伴い消防庁舎の耐震診断調査を行う。工事は調査の結果をみて、順次実施する計画だ。北出張所は常総市大生郷町に立地し、庁舎の規模はRC造2階建て、延べ387平方m。建物は昭和55年に建設された。つくばみらい消防署はつくばみらい市福田に立地し、庁舎の規模はRC造2階建て、延べ779平方mで昭和57年に建設された。

 このほか、常総運動公園の雨水排水設備改修工事、屋外スライダープール嵩上げ工事などを予定している。雨水排水設備の改修は、豪雨時などに一部公園内が水没することから、水はけを良くする。屋外スライダープールは、敷地の液状化などで水面との接触点に段差が生じているため、嵩上げ工事を実施する。

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