14地区が計画樹立へ 国庫と県単で26地区 補助充当視野に圃場8地区(県29年度土地改良事業計画調査)

[2017/4/15 栃木版]
 県が29年度に実施する土地改良事業計画調査は、国庫・県単を含め26地区。このうち14地区が今年度にも計画樹立を予定、全体事業費に91億9000万円を試算していることが分かった。14地区は畑地帯総合整備を含む圃場整備が、刈沼川(宇都宮市)、笹原田(鹿沼市)、引田(同)、小泉・本沼(畑総・益子町)薬師寺・柴(下野市)、下深田(大田原市)、中田原(同)、馬門(佐野市)の8地区。水利施設保全合理化が、江川(かん排・上三川町)、部屋南部(栃木市)、真弓(同)の3地区とし、河川工作物応急の防災減災が中島堰(宇都宮市)と穴川用水大前堰(真岡市)で、総合整備の集落基盤は安足(足利市・佐野市)。県農地整備課によると、圃場整備は農業競争力強化基盤整備事業の充当を視野に国庫補助事業による採択を目指すとしている。

 29年度に実施する土地改良事業計画調査のうち国庫を充当するのが16地区、県単で調査するのは10地区。具体的には、国庫が刈沼川、中島堰、笹原田、引田、薬師寺・柴、部屋南部、真弓、下深田、中田原、馬門に加え、圃場整備で薄井沢(日光市)、椎谷(市貝町)、芳賀町北部第2(芳賀町)、大谷東部(小山市)、赤城(佐野市)、防災減災は蟹川堰(下野市)。

 県単の10地区は、江川、小泉・本沼、穴川用水大前堰、安足に加え、圃場整備が海道(宇都宮市)、中谷(野木町)、練貫(大田原市)、佐野・三本木(那須塩原市)、かんがい排水では船生用水(塩谷町)と絹(小山市)とした。

 国庫充当の中島堰、部屋南部、真弓の3地区は、29年度の単年度調査で計画樹立を目指す。いずれも27年9月豪雨被害で危険性が高まり、改築や改修の方針が示された。

 中島堰は一級河川田川にある取水堰で、護床ブロックの改修等頭首工の補修を計画。事業費6000万円を充て、30年度の単年度で施工する見通し。部屋南部は国営事業栃木南部地区と整合を図り、石川排水機場の改築を実施するもの。真弓は一級河川永野川に設置されている排水ゲートポンプ2基を改修する計画とし、これら栃木市の2カ所は33年度までの4年間、事業費には部屋南部が15億円、真弓は3億円を試算している。

 また、30年度以降の計画樹立を目指し、計画調査に着手する新規地区は、圃場整備の海道、中谷、佐野・三本木の3地区、防災減災で蟹川堰としている。

 計画樹立予定地区の整備概要は次の通り。([1]受益面積[2]実施年度[3]概算事業費[4]事業内容、▼調査新規、単位・万円)

《農地整備事業》

【圃場整備】

▽刈沼川(宇都宮市)=[1]39ha[2]30~35年度[3]7億8000[4]区画整理39ha
▽笹原田(鹿沼市)=[1]34ha[2]30~35年度[3]5億4000[4]区画整理34ha
▽引田(鹿沼市)=[1]48ha[2]30~35年度[3]7億7000[4]区画整理48ha
▽薬師寺・柴(下野市)=[1]68ha[2]30~35年度[3]19億[4]区画整理68ha
▽下深田(大田原市)=[1]33ha[2]30~35年度[3]4億8000[4]区画整理33ha
▽中田原(大田原市)=[1]38ha[2]30~35年度[3]5億7000[4]区画整理38ha
▽馬門(佐野市)=[1]50ha[2]30~35年度[3]5億1000[4]区画整理50ha

【畑地帯総合整備】

▽小泉・本沼(益子町)=[1]62ha[2]30~35年度[3]11億6000[4]区画整理62ha

《水利施設整備事業》

【かんがい排水】

▽江川(上三川町)=[1]226ha[2]30~33年度[3]3億[4]水路改修L1.7km

【保全合理化】

▼部屋南部(栃木市)=[1]142ha[2]30~33年度[3]15億[4]排水機場改修
▼真弓(栃木市)=[1]40ha[2]30~33年度[3]3億[4]ゲートポンプ2基

《農村地域防災減災事業》

【河川工作物応急】

▼中島堰(宇都宮市)=[1]148ha[2]30年度[3]6000[4]頭首工補修一式
▽穴川用水大前堰(真岡市)=[1]1245ha[2]30~31年度[3]3億[4]頭首工補修一式

《農業生産基盤総合整備事業》

【集落基盤】

▽安足(佐野市・足利市)=[1]4543ha[2]30~34年度[3]9億9000[4]農業用用排水、農道等

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