3分離で5月にも公告 那須塩原市の共英給食調理場 S造2階 延べ2948平方m 年度内完成へ30年度に外構

[2017/4/20 栃木版]
 那須塩原市は、共英学校給食共同調理場(共墾社108)の改築事業を進めている。市教委によると、新施設の建設工事については、本体建築・電気設備・機械設備の3件に分離して5月にも公告。3件とも、6月議会または夏期の臨時議会の承認案件になる見通しを示した。議会での承認後に契約を結んで着工し、年度内の完成を目指すという。外構工事については、30年度に実施するとしている。29年度当初予算では、共英学校給食共同調理場の改築工事に、15億7000万円を配分している。

 共英学校給食共同調理場は、共英小学校に隣接する施設で、昭和55年4月から供用開始。建設から35年が経過して施設が老朽化したことや、現在の衛生基準に対応する施設が必要となったため、改築事業を行うこととなった。設計業務および厨房機器導入業務は、AIS総合設計大田原営業所(大田原市)と中西製作所宇都宮営業所(宇都宮市)による事業組織体が担当している。

 新しい施設の建設地は、共英小学校近隣の市有地(共墾社92-34外、A9588平方m)。現在のところ敷地の造成を進めており、6月までを工期としている。敷地中央北に新調理場を配置。新調理場北側には、配送車用車庫兼倉庫(S造平屋建て・延べ床215.37平方m)を配置。新調理場南側には、受水槽や職員および来賓者用駐車場(56台)を配置。敷地の外縁は緑地を設け、緑地以外の箇所は舗装するとした。

 新調理場の構造と規模は、S造2階建て・延べ床2948.26平方m。ドライ式の施設とし、4000食を調理し、供用開始直後は11校への提供を想定している。

 施設の1階は、事務エリア等のほか、給食を調理するエリアが主となる。中央を非汚染区域、北と南に汚染区域に区分する。北の汚染区域には、洗浄室等を配置。南の汚染区域には、野菜の下処理室や、肉・魚の下処理室を配置する。

 非汚染区域では、コンテナプール、和え物室、揚げ物・蒸し物・焼き物室などのほか、アレルギーに対応した調理室や盛り付け室も配置。中央には上処理・煮炊き調理室を配置。将来的に5000食まで対応できるよう、設備が設置できるスペースも確保するとした。

 2階には、食育ホール、トイレ、職員の休憩室や事務室等のバックスペースなどを配置。会議室兼食堂も配置して窓ガラスから1階の調理の様子を見学できるようにし、食育に配慮している。

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