新会長に小林氏選出 定時総会 広報委員長を常設化(建設未来協)

[2017/5/16 茨城版]
 県建設業協会建設未来協議会(増子秀典会長)は12日、ホテル・ザ・ウエストヒルズ水戸で29年度第25回定時総会を開催した。委任状を含め116社が出席し、29年度事業計画など6議案を審議した。任期満了に伴う役員改選では、新会長に小林圭一氏の就任を全会一致で承認。また規約改正では、これまで特設委員会であった広報委員会を常設委員会に変更することを決定した。

 議事を前にあいさつに立った増子会長は、今回の総会で卒業する会員7人の尽力に対して改めて感謝の意を表し、「今回卒業する先輩方の意思を引き継ぎ、役員が中心となり、一致団結して建設業協会本部とのパイプ役として全力でこの業界を盛り上げていきたい」と話した。

 続けて、本年度から特設委員会の広報委員会を常設委員会へ変更する意向を示し、「深刻化する若年層の建設業離れを防ぐためにも、今こそ業界を挙げたイメージアップ戦略が必要な時だと考えている。我々建設業は教育と同じく未来を担う産業であることを誇りに思い、若者らしい行動力と柔軟な発想をもって、業界発展に全力で取り組んでいく」と決意を示し、会員に協力を求めた。

 続けて、秋の知事選に出馬を表明した橋本昌知事に対し、増子会長から推薦状が手渡された。これに対し橋本知事は、改めて感謝の意を表した。続けて、鬼怒川緊急対策プロジェクトや東関道水戸線、緊急輸送輸送道路の整備など各種事業を推進していくことに加え、入札契約制度の改善や人材不足、長寿命化対策などに対応していく考えを示し、「公共事業は我々が生きていくうえでなくてはならないもの。各種事業に皆さまが積極的に取り組んでいくことに期待する」とあいさつした。

 茨建協本部からは細谷武史副会長が、3月に県と災害協定を締結したことを説明し、「建設業を取り巻く環境は厳しい状況にあるが、皆さまには地域防災の担い手として、防災・減災に速やかに対応できる体制づくりを堅持し、地域貢献に努めなければならない。さらに、若者が夢をもって将来を託せる産業となるよう、建設業を再生する責務と期待がある。社会貢献活動を通し、会員が一丸となって業界を盛りたててほしい」と話した。

 常陸河川国道事務所の八尋裕所長は、地元建設業が発展することを目的に多様な入札制度の導入やICT工事への対応、担い手育成・確保、災害対応に関する独自の表彰制度の設立したことを紹介し、「担い手確保や生産性向上には、週休2日とICTの導入促進は避けては通れない。こうした課題解決には、若手経営者である皆さまの協力が必要不可欠」と述べ、引き続いての尽力を要請した。

 議事では、29年度事業計画や常設委員会の新設など6議案を審議。昨年に特設委員会に設置された広報委員会については、今まで以上に建設業のイメージアップを行う必要から常設委員会に変更する案が提案され、承認を得た。事業計画では4委員会と6地区会が中心となり、社会貢献活動や発注者との意見交換会、講習会、広報活動などを通じ建設業の魅力を伝えていくことを盛り込んだ。

 任期満了に伴う役員改選では、新会長に小林氏が選出された。

 小林新会長は建設業を取り巻く環境が厳しいことを指摘し、今後はICT施工の導入や週休2日制を実現するとともに、安定・持続的な企業経営を行う必要性を強調した。続けて、「今後は発注者と一緒になって新3K(給料・休暇・希望)の業界になるよう取り組み、一人でも多くの方に入職してもらえるよう活動していくことが重要だと考えている」と話し、引き続き各種事業に取り組む決意を語った。

 以下、新役員は次のとおり。(敬称略・順不同)

【新役員】

▽会長=小林圭一(谷原建設、県南地区)
▽副会長=大曽根理一郎(大曽根建設、大宮・大子地区)、吉田長邦(吉田組、高萩・太田地区)、柴直樹(柴建設、県西地区)、高田稔美(高田工務店、県南地区)
▽総務委員長=櫻井俊一(櫻井建設工業、県南地区)
▽地域貢献活動委員長=内藤裕一郎(内藤工務店、水戸地区)
▽人材・システム委員長=新井紀雄(新井土木、県西地区)
▽広報委員長=鈴木達二(鈴縫工業、高萩・太田地区)
▽地区幹事=荒川繁美(水戸土建工業、水戸地区)、中井将史(中井工務店、高萩・太田地区)、河野真(河野工務店、大宮・大子地区)、菅谷一成(菅谷工務店、鹿行地区)、赤塚剛(赤塚土木興業、県南地区)、串田一仁(クシタ建設、県西地区)
▽監事=長山朋之(長山工業、大宮・大子地区)、赤塚康伸(赤塚工業、県南地区)、小澤淳(小沢道路、県西地区)

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