パシコンで地域計画 ごみ処理事業広域化 新たに施設を建設(鹿行広域事務組合)

[2017/5/17 茨城版]
 鹿行広域事務組合(管理者・原浩道潮来市長)は、29年度予算の概要を明らかにした。一般会計に特別会計5会計を加えた予算総額は22億4212万円で、前年度当初を4.4%下回った。新年度予算の主なものは、行方消防署の庁舎外壁修繕で実施設計費と工事費などを計上したほか、霞ヶ浦聖苑の火葬炉設備改修工事費や盤内計装機器更新工事費などを盛り込んだ。また新ごみ処理施設の建設に向けて、パシフィックコンサルタンツ(東京都千代田区)で循環型社会形成推進地域計画の作成に着手する。

 同組合は鉾田市、行方市、潮来市の3市で構成し、広域消防をはじめ介護認定や障害者認定を行う審査会事務所、養護老人ホーム「鹿行潮来荘」、行方市の火葬場「霞ヶ浦聖苑」の管理・運営を行っている。また、昨年度には3市で新ごみ処理施設を建設して広域化を図るために、ごみ処理事業を組み入れた。

 現在3市ではそれぞれにごみ処理を行っているが、いずれも施設の老朽化が進み修繕費用などの財政負担が増えている。これらの問題を解消するために「鉾田・行方・潮来市一般廃棄物広域処理促進協議会」を設立し、これまで広域化を目指して検討を重ねてきた。今後は建設に向けて、組合で事業を推進していく。29年度は建設用地の選定を進めるとともに、循環型社会形成推進地域計画の作成に入る。地域計画はパシフィックコンサルタンツが担当する予定だ。

 行方消防署はRC造2階建ての庁舎の外壁修繕工事を実施する。本年度に実施設計を策定し、修繕工事を行う。また給水管の改修工事も予定されている。

 このほか消防本部と鉾田消防署敷地内で消火栓設置工事を行うほか、ごみ処理事業では災害廃棄物処理計画などの作成に着手する予定だ。

 以下、主な予算額は次の通り。(単位・万円)

【一般会計】

〈総務費〉

▽一般管理費=例規集データ更新委託料(45)

【老人ホーム事業特別会計】

〈民生費〉

▽施設事務費=修繕料(100)、清掃業務委託料(218)、消防設備保守点検委
託料(30)

【消防特別会計】

〈消防費〉

▽常備消防費=修繕料(893)、電気設備保守業務委託料(44)、非常用自家発電設備点検業務委託料(107)、防災連動システム保守点検業務委託料(214)
▽消防施設費=行方消防署庁舎外壁修繕工事実施設計業務委託料(127)、行方消防署庁舎外壁修繕工事監理業務委託料(57)、行方消防署庁舎外壁修繕工事費(1611)、行方消防署給水管改修工事費(307)、麻生出張所冷暖房設備改修工事費(55)、消火栓設置工事費〔消防本部・鉾田消防署敷地内〕(442)、小型動力ポンプ付水槽車1台購入費〔鉾田消防署配備〕(5508)、消防ポンプ自動車(CD-I型)1台購入費〔潮来消防署配備〕(3780)、高規格救急自動車1台購入費〔旭出張所配備〕(3974)、茨城消防救急無線・指令センター運営協議会負担金(2178)

【火葬場事業特別会計】

〈衛生費〉

▽環境衛生費=修繕料(150)、清掃業務委託料(784)、警備業務委託料(35)、敷地除草委託料(129)、植栽管理委託料(64)、空調設備保守点検委託料(77)、火葬炉保守点検委託料(70)、火葬炉設備改修工事費(1000)、盤内計装機器更新工事費(1560)

【ごみ処理事業特別会計】

〈衛生費〉

▽環境衛生費=災害廃棄物処理計画等作成業務委託料(1148)、セキュリティ機器取付工事費(9)、電気メーター取付工事費(17)

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