真岡土木の408号真岡南バイパス 2工区の地盤改良工を発注 調整池2カ所、ボックス工4カ所計画

[2017/8/8 栃木版]
 県は真岡市の国道408号真岡南バイパス(L3100m)について、中央部約600mの谷地となっている区間の軟弱地盤対策としてパワーブレンダー(中層混合処理工法)に決め、今年度は第3四半期に指名競争で2件の工事を発注する。中央の盛り土区間では市道等3カ所と長田幹線排水路(管理用道路併設)1カ所の計4カ所がアンダーしボックス工を施工するほか、国道294号交差点付近と水路横断部南北(茅堤調整池)を合わせ2カ所の調整池を計画した。茅堤調整池は排水路で南北に分離され、このうち南側が発注済となっている。県真岡土木事務所によると、工事は第2工区を優先し、第1工区の調整池については第2工区の進ちょくを見ながら30年度以降に、詳細設計で具体化していく見通しを示した。

 道路詳細設計は、起点となる南側の国道294号交差点から一般県道真岡筑西線までの1000mがシーアイエス(宇都宮市)。真岡筑西線交差点から真岡市道250号交差部までの中央部1400mが新日本建設コンサルタンツ(同)。北側の主要地方道真岡上三川線までの780mに加え、軟弱地盤対策の工法の検討は、富貴沢建設コンサルタンツ(同)が担当している。

 アンダーパス4カ所は南側から真岡市道4154号が1号函渠(W5.7m×H5.9m)で延長が28.5m、同4155号の2号函渠(W6.2m×H5.7m)は延長25.3m、認定外道路の3号函渠(W5.0m×H3.5m)が延長29.4m、長田幹線排水路は4号函渠(W6.0m×H3.5m)で延長が30.5m。詳細設計は建設技術研究所(東京都中央区)が担当した。

 茅堤調整池のうち発注済の南側が、面積2314平方m、容量が2036立方m。北側は面積6241平方m、容量5775立方mで計画。第1工区に予定する294号交差点付近の調整池は概略設計段階で現在のところ、面積4480平方m、容量2049立方mを試算している。

 また、第1工区で機能補償として5カ所の市道(赤道等)を集約し同バイパスをオーバーパスする跨道橋(ポストテンション場所打ちホロースラブ橋)は、橋長が39.0m、幅員が7.5m。上部工形式はポストテンション方式PC中空床版桁で、下部工は杭基礎逆T式橋台2基。基礎は場所打ち杭φ1200とし、A1橋台が16本、A2橋台12本。設計はシーアイエスが27年度にまとめた。

 経済対策に伴う28年度補正で、第2工区の地盤改良工2件と調整池工事1件を発注しており、サシバの営巣を確認しながら、影響のない時期等を考慮し施工を進めている。

 国道408号真岡南バイパスはこれまでの検討で、終点部の主要地方道真岡上三川線をオーバーパス(4車線化供用後)、区間内の主要3交差点については平面交差で交通を処理する計画。交差点は起点の南側から国道294号、一般県道真岡筑西線、真岡市道250号の3カ所で、25年度に路線測量、26年度には道路詳細設計を行い交差点の形状などを検討、27~28年度にかけて道路整備に必要な構造物設計などを進めてきた。当面は暫定2車線により供用を目指すもので、32年度の完了を見込み、事業費には約58億円を試算している。

 真岡南バイパスは、寺内地内の国道294号から分岐し、長田地内の主要地方道真岡上三川線で、すでに4車線で供用している408号真岡バイパスに接続、鬼怒テクノ通りを構成する地域高規格道路。延長は3100mで、完成形は車道4車線の全幅が30.0m。設計速度は時速60km。

 同バイパスの4車線化による幅員構成は、本線18.5mに車道(W3.5m×4)の中央に分離帯2.0m、路肩1.25m×2を設置。車道の両側には沿道の機能補償として歩行者・自転車などが通行できる副道(W5.0m×2)を配置する。車道と副道の間には0.75mの施設帯を確保する計画。

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