統合小の基本設計費 海洋センター 設計完了し工事費追加(小美玉市補正案)

[2017/9/5 茨城版]
 小美玉市は8月31日開会の市議会第3回定例会に、1億8900万円を追加して本年度の総額を240億3590万円とする一般会計補正予算案を提出した。主な内容は、小川北中学校区統合小学校の基本設計委託料を計上するとともに、小川海洋センター施設改修事業費の見込額からの不足分を追加。畜産・酪農収益力強化整備等特別対策補助金には1億1501万円を盛り込んだ。このほか、広域ごみ処理施設建設の準備工に必要な負担金を予算化するとともに、本体工事についても債務負担行為で30年度から52年度まで、限度額57億7103万円+αを追加している。

 小川北中学校区統合小学校の整備では、本年度に基本構想の策定を予定していたが、市は構想を作らなくても基本設計を策定できると判断した。このため、当初予算で計上していた基本構想の委託料500万円を減額するとともに、基本設計委託料1262万円を追加した。

 小川北中学校区では、野田小学校と上吉影小学校、下吉影小学校を統合して500人規模の統合小学校を小川北中学校の周辺に整備する計画。7月に統合準備委員会の第1回委員会が開催され、建設地を小川北中学校敷地内とする方針が示されていた。

 当初の計画では、本年度に基本構想、31年度に基本設計、32年度に実施設計を策定し、33-34年度に施設整備を行って35年度の開校を目指していたが、基本設計を本年度に策定することでスケジュールも前倒される見通しだ。

 小川海洋センター施設改修事業は、当初予算に見込額として整備工事費5717万円と設計監理委託料422万円を計上していたが、このほど実施設計が完了したことで、不足する設計監理委託料200万円と工事費3000万円を増額する。

 小川B&G海洋センターの屋内プールは一般利用のほか、小学校の水泳授業にも利用されているが、利便性向上のため全面的な改修で環境改善やバリアフリーなど施設の充実を図る。増額分は施設の増築部分や電気・機械設備の更新分に充てる。

 農林水産業費では、酪農生産基盤の向上を図るため畜産・酪農収益力強化整備等特別対策補助金1億1501万円を新たに計上した。畜産クラスター関連で、市内の畜産経営体2件の牛舎などの施設整備に補助する。

 ごみ処理施設一部事務組合負担経費では、このほど新広域ごみ処理施設の整備・運営事業者に日立造船グループが決まっており、霞台厚生施設組合とこのあと契約を締結して10月から設計の協議に入る予定。建設工事は30年度からを予定しているが、これを前に本年度は土壌対策などの準備工事を行うことから、ごみ処理施設とは別に負担金を予算化した。

 なお、ごみ処理施設本体については270億円(設計・建設業務153億円、20年間の運営業務117億円)で落札されており、債務負担行為の補正で新広域ごみ処理施設の整備・運営負担金に、30年度から52年度まで57億7103万円に消費税および物価等の変動に伴う増減額を加算した額を追加した。

 道路関係は、社会資本総合整備事業費の国交付金の確定に伴い、道路橋梁維持管理費に側溝・縁石等補修工事費2000万円などを追加する一方、道路ストック総点検調査業務委託料1億0904万円や舗装・路盤補修工事費5700万円、橋梁補修工事費4491万円など差し引き1億7565万円を減額補正した。

 また、特定防衛施設周辺整備調整交付金事業費は道路改良工事費2050万円、電柱・立木等移転補償費700万円の2750万円を増額して、施工中の市道(小)21102号線の歩道整備、および(小)108号線の道路改良工事費の不足額に充当した。

 社会教育総務費は、各区公民館整備費補助金に2750万円を追加し、羽刈区と川岸町区の公民館の新築に補助する。

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