栃木市が消防庁舎整備基本構想案 消防本部現地建替え 5署所体制へ変更 都賀西方は36年度着工

[2017/9/28 栃木版]
 栃木市は27日までに、市消防庁舎整備基本構想案をまとめた。同案によると、現在の6署所体制から5署所体制へ変更。都賀地域・西方地域に1消防分署を配置する。消防本部・市消防署については、現在の敷地を拡張して建て替えを行うとした。整備スケジュールについて、消防本部・市消防署は33~36年度に建設工事を実施。都賀・西方地域の分署は、36~37年度に建設工事を実施。大平地域の分署は、37~38年度に建設工事を実施。藤岡地域の分署は、39~40年度に建設工事を実施するとしている。

 市の消防本部および各分署の庁舎については、岩舟分署を除き、施設や設備の老朽化・狭あい化が進み、昭和56年以前の旧耐震基準の施設で、早急な改善が必要なため、市消防庁舎整備基本構想を策定することとなった。

 対象の施設は、消防本部・消防署(昭和45年5月建設・RC造3階建て・延べ床1286平方m)、消防本部別館(平成3年12月建設・S造階建て・延べ床926平方m)、大平分署(昭和47年4月建設・RC造2階建て・延べ床293平方m)、藤岡分署(昭和53年3月建設・RC造2階建て・延べ床370平方m)、都賀分署(昭和47年4月建設・RC造2階建て・延べ床290平方m)、西方分署(昭和47年4月建設・RC造2階建て・延べ床289平方m)、岩舟分署(平成20年8月建設・S造2階建て・延べ床779平方m)。

 消防分署数については検討の結果、現在の6署所体制を変更し、5署所体制が望ましいとした。栃木地域、大平地域、岩舟地域、藤岡地域、都賀および西方地域にそれぞれ配置するとしている。

 庁舎規模について、消防本部・市消防署は、本庁舎がRC造またはS造3~4階建て・延べ床約4000平方m、訓練塔(主塔)がRC造またはS造6階建て・延べ床約500平方m、訓練塔(副塔)がS造3階建て・延べ床約100平方m、第2出動車両車庫がS造平屋建て・延べ床約400平方m、資機材倉庫兼備蓄倉庫がS造2階建て・延べ床約500平方m、危険物倉庫が平屋建て・延べ床約10平方m、駐輪場が平屋建て・延べ床約30平方mとした。庁舎棟には、消防本部や消防署の機能のほか、高機能消防指令センターなどの機能も整備する。

 各分署は、本庁舎がS造2階建て・延べ床約1000平方m、訓練塔がS造2~3階建て・延べ床約100平方m、資機材倉庫兼備蓄倉庫がS造平屋建て・延べ床約200平方m、危険物倉庫が平屋建て・延べ床約10平方m、駐輪場が平屋建て・延べ床20平方mとした。付属施設については、自家用給油取扱所やヘリポートなども設けるとしている。前面道路に面するように、庁舎・倉庫・駐車場を配置し、庁舎の裏に訓練施設・訓練スペース・ヘリポートを配置する。

 消防本部・市消防署の建設地について3カ所から検討した結果、現在地において隣接地を取得し、新たな庁舎を整備するとしている。想定規模の敷地面積を確保できないため、消防操法訓練場やヘリポートの整備ができないとしているが、訓練や大規模災害時には、市総合運動公園等を活用するとしている。

 整備スケジュールについて、消防本部・市消防署は、30年度に基本計画、30~31年度に用地取得(測量)、31年度に基本設計(地質調査)、32年度に実施設計、31~32年度に農地転用・開発等の関係法令許可の取得、33年度に造成工事、33~36年度に建設工事を実施。消防指令システム更新については、32年度に実施設計、34~35年度に工事を行うとしている。

 都賀・西方地域の分署は、32年度に基本計画、32~33年度に用地取得(測量)、33年度に基本設計(地質調査)、34年度に実施設計、33~34年度に農地転用・開発等の関係法令許可の取得、35年度に造成工事、36~37年度に建設工事を実施する。

 大平地域の分署は、34年度に基本計画、34~35年度に用地取得(測量)、35年度に基本設計(地質調査)、36年度に実施設計、35~36年度に農地転用・開発等の関係法令許可の取得、36~37年度に造成工事、37~38年度に建設工事を実施する。

 藤岡地域の分署は、36年度に基本計画、36~37年度に用地取得(測量)、37年度に基本設計(地質調査)、38年度に実施設計、37~38年度に農地転用・開発等の関係法令許可の取得、38~39年度に造成工事、39~40年度に建設工事を実施する。

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