県、宇都宮市、芳賀町の9月議会 LRT軌道整備の議案可決 道路17路線が対象 30年1月の着工目指す

[2017/10/6 栃木版]
 宇都宮市と芳賀町が計画するLRT事業の軌道整備に向けた議案が、県や2市町の議会で可決された。県は管理する5路線への軌道整備の同意案件を、県土整備委員会で可決。宇都宮市は市道10路線、芳賀町では町道2路線への軌道整備を同意する議決が行われた。LRT整備について宇都宮市は、30年1月~3月の着工を目指すとしており、34年3月の開業を見込んでいるという。LRT工事施工認可や都市計画事業認可について同市では、29年度末の取得を目指すとしている。

 宇都宮市と芳賀町のLRT事業は、国交省がLRT事業に伴う軌道運送高度化実施計画を認定。同計画において、軌道施設の整備予定区域は、起点がJR宇都宮駅東口で、終点が芳賀高根沢工業団地の本田技術研究所北門付近。軌道の整備延長は14.6km(複線)、停留所は19カ所、車両基地は1カ所、変電所は4カ所、追越施設は2カ所とした。

 県、宇都宮市、芳賀町の各議会では、軌道敷設工事施工認可申請に係る道路管理者の意見についての議案が提出されている。内容は、軌道整備事業者の宇都宮市と芳賀町、軌道運送事業者の宇都宮ライトレール(株)から、LRT軌道整備に向けて、道路に軌道を整備することに対して同意を求めるものとなっている。

 県では、県議会の県土整備委員会において、軌道敷設工事施工認可についての議案が賛成多数で可決されている。対象の路線は、▽主要地方道宇都宮向田線(主要地方道宇都宮茂木線との重複区間も含む)▽一般県道下岡本上三川線交差部▽一般県道二宮宇都宮自転車道線交差部▽国道408号▽主要地方道宇都宮茂木線(主要地方道宇都宮向田線との重複区間も含む)-とした。

 宇都宮市では9月定例市議会において、軌道敷設工事施工認可についての議案が議決された。宇都宮市での対象の路線は宇都宮駅東側の整備予定地域にある、▽市道6411号線▽市道5496号線▽市道1525号線▽市道6412号線▽市道6413号線▽市道1436号線▽市道1435号線▽市道1433号線▽市道6414号線▽市道6415号線-。

 芳賀町でも9月定例町議会において、軌道敷設工事施工認可についての議案を議決。芳賀町での対象路線は、町道1262号線と町道0114号線となっている。町は、11月にも2路線を対象とした地下埋設物(雨水管、汚水管等)の移設に向けた設計を発注。LRTの工事施工認可を得てから用地測量に着手し、軌道敷設、道路拡幅、埋設物移設等の各種整備に順次着手するとしている。

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