南進2~3kmの新設検討 矢板土木の大田原氏家線 年内に平面図化発注 渋滞抑制へ上高根沢氏家線接続

[2017/11/8 栃木版]
 県は、さくら市で主要地方道大田原氏家線の終点部となっている国道293号から南進区間の新設の検討に乗り出す。年内にも航空写真測量による平面図化を委託する見通しで、県矢板土木事務所によると、一般県道上高根沢氏家線への接続を前提に2~3km程度の新設区間を検討していく見通しを示した。

 大田原氏家線の南進区間の検討は、さくら市氏家地区において渋滞する国道293号への流入量を抑制し、宇都宮方面への新たなルートを検討していくもの。県は桜野工区として事業化を検討している。

 国道293号は、県道大田原氏家線交差点や県道上高根沢氏家線交差点等への交通集中が見られ、慢性的な渋滞が発生している。

 県は25年度、同県道から国道293号などを経由して、那須烏山方面への東進、宇都宮方面への西進、あるいは同交差点を直進し市道U1-17号線を利用してグリーンライや県道上高根沢氏家線、国道4号などに流入する車両の流れを調査。同県道を南進する車両が、どの方向への交通量が多いか調査したもので、交通流を見ながら南進整備の必要区間を試算してきた。

 交通量調査に先立ち、県議会県土整備委員会は25年度、要望箇所に挙げた同地の現地調査を行っている。要望理由によると、都市計画道路東大通り線(県道大田原氏家線)の21年度の開通により、県道上高根沢氏家線を経由するなど、国道4号を補完するルートが確保されたものの、宇都宮方面に向かう車両により合流する国道293号が混雑、周辺道路にも通行の支障が出ていると指摘。市中心部の円滑な交通を確保するとともに、豪雨時に冠水の危険性があるJR東北本線氏家アンダーを迂回させ、国道293号を補完するため、県道上高根沢氏家線に至る新たな道路整備を要望した。

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