畜試跡地の多目的広場 基本設計で継続費 笠間市補正案 稲田中校地の災害復旧費計上

[2017/11/29 茨城版]
 笠間市は12月1日開会の第4回市議会定例会に、議案25件、報告2件を提出する。このうち、一般会計補正予算案の第4号は2億6541万円を追加して、本年度の総額を322億1919万円としている。主な補正の内容は、畜産試験場跡地に整備する多目的広場の設計業務で2カ年継続費を設定するとともに、本年度分の設計委託料を計上。稲田中学校では、校地の法面が崩れたことから災害復旧工事費などを計上している。なお、一般会計の第3号は衆議院議員総選挙に対応するための費用を計上し、9月に専決処分したものを報告する。

 畜産試験場跡地多目的広場整備事業は、平町の畜産試験場跡地内にある国有地3万1091.32平方mを市が取得して、イベントなどにも利用可能な多目的広場として整備するもの。公園や広場として国有地を活用する場合に、購入する土地の3分の1の無償貸付を行う国の無償貸付制度を活用して、2万0727.55平方mを市が購入し残る1万0363.77平方mは無償貸付を受ける。

 多目的広場の詳しい内容については、現在、基本構想をミカミ(水戸市河和田町)に委託して策定中。引き続き基本設計の中で検討していくこととし、基本計画・基本設計の策定で29年度438万円、30年度1024万円の総額1462万円におよぶ2カ年継続費を設定した。

 今後は30年度後半にかけて基本設計を策定したあと、改めて事業費を確保して実施設計を策定する。なお、この敷地は通りから離れた場所にあるため、あわせて隣接地を所有する県と進入路の確保に向けた協議も進めていく。

 災害復旧費では、10月23日に本県を通過した台風21号の影響で稲田中学校の高台にあるグラウンドの法面が一部崩落したことから、設計業務委託料84万円と監理業務委託料49万円、工事費5782万円を予算化した。補正予算が成立すれば設計に着手し、早期の復旧を目指す。

 このほかの補正では、道路維持費で道水路維持補修整備工事費に1462万円を増額したのをはじめ、小中学校の修繕費用などを予算化した。体育施設費では、北山公園グラウンドの土の入れ替えを行うため830万円を計上している。

 以下、補正予算案の概要は次の通り。(単位・万円)

【一般会計補正予算案第4号】

〈総務費〉

▽企画費=設計業務委託料(438)

〈衛生費〉

▽保健センター管理費=修繕料(113)

〈農林水産業費〉

▽農業振興費=不動産鑑定委託料(224)、有害鳥獣駆除業務委託料(388)、イノシシ捕獲補助金(100)、担い手対策強化促進事業補助金(32)、鳥獣被害防止促進事業補助金(120)
▽農地費=県単土地改良事業補助金(317)

〈土木費〉

▽道路維持費=道水路維持補修整備工事費(1462)
▽道路新設改良費=道路新設改良工事費(630)
▽幹線道路整備費=物件移転等補償費(359)
▽狭あい道路整備等促進費=物件移転等補償費(963)
▽公園費=修繕料(156)
▽住宅管理費=申請手数料(100)、設計業務委託料(100)

〈消防費〉

▽消防施設費=消防団詰所建設工事費(61)、消防施設撤去工事費(171)、防火水槽撤去工事費(251)、消火栓設置負担金(70)
▽災害対策費=機器移設工事費(140)

〈教育費〉

▽小学校管理費=修繕料(753)、施設整備工事費(188)
▽中学校管理費=修繕料(591)、植栽管理委託料(73)、施設整備工事費(313)
▽公民館費=修繕料(148)
▽体育施設費=体育施設整備工事費(830)

〈災害復旧費〉

▽公立学校施設災害復旧費=監理業務委託料(49)、設計業務委託料(84)、災害復旧工事費(5782)

【公共下水道事業特別会計補正予算案】

▽下水道管理費=施設管理委託料(100)、管渠施設修繕工事費(1680)

【農業集落排水事業特別会計補正予算案】

▽農業集落排水施設管理費=管路施設修繕工事費(162)

【水道事業会計補正予算案】

〈収益的支出〉

▽原水及び浄水費=工事費(213)

〈資本的支出〉

▽施設改良費=工事費(324)

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