東エリア30年度早期に着工 県総合スポーツゾーン整備 合宿所改修へ設計 遠的弓道場は32~33年度施工

[2017/12/13 栃木版]
 県総合スポーツゾーン整備室は、PFI事業で東エリアに整備する新体育館・屋内水泳場等について30年度早期に敷地の造成工事に着手し、順次躯体にも着工していく見通しを示した。30年度には、管理棟に併設する合宿所・レストランの設備更新を主体とした改修のための実施設計にも着手する予定。また、新武道館は第2期工事として、遠的弓道場を32~33年度に整備する計画。

 東エリア整備運営事業は、日立キャピタルグループがSPC(特定目的会社)の(株)グリーナとちぎ(西尾元宏代表取締役)を設立し現在、実施設計を進めている。

 基本設計によると新体育館は、メインアリーナがバスケットボールコート4面と観客席5028席(うち可動席1984席)。サブアリーナはバスケットボールコート2面に観客席304席。

 屋内水泳場は、50mと25mプールを配置。50mプールは、公認10レーンを確保するとともに、可動床と可動壁により25mプール等に区切ることができ、水深最大2.0mを確保。水球やシンクロナイズドスイミングの国内公認の取得を前提とした仕様とする。25mプールは飛び込み兼用で、可動床による水深最大5.0mを確保する。観客席は2148席で、プールサイド観客席には1000席を計画した。

 屋内水泳場に隣接して、トレーニング室や多目的スタジオなどを内包したウエルネスエリアを整備。幼児体育室や会議室なども配置する。

 エリア内の外構は490台分の駐車場と駐輪場。ボクシング1組を受け入れる既存の体育館分館延べ1288平方mを改修。改修の内容は、空調設備を設置するほか、外部の建具などを予定した。

 東エリア整備運営事業は、元運転免許試験場と警察機動センター跡地の約6.7haを対象に、新体育館、屋内水泳場などを一体的に整備・運営する事業。方式は、事業者が施設の設計・建設を行い、県に施設の所有権を移転した後、運営と維持管理を行うBTO方式。設計と建設期間に32年度末までの約4カ年、運営と維持管理期間には33年4月1日~47年度末の15年間について、国体終了の34年度末までを第1期、35年4月1日~47年度末までを第2期と分け対応するとしている。

 SPCには、構成員に梓設計、大成建設、美津濃、日本水泳振興会、ハリマビステム、安藤設計、中村土建、渡辺建設、環境整備の9社。協力企業では、ブレイン、コクヨ北関東販売、ベルモール、大谷石産業の4社が参画している。

 改修予定の合宿所は、競技トレーニングを目的に20人以上の団体が利用できる宿泊施設。最大定員は102人とした。整備スケジュールでは、30~31年度にかけて設計と諸手続き、31~32年度にかけて工事を実施するとしている。

 新武道館は、メインの武道場とサブ武道場・近的弓道場の第1期工事に着手。第2期工事は、建設地に県内で唯一の高飛び込みプールがあり、東エリアに整備する屋内水泳場の完成を待つ形で、冬期等のプール不使用時に解体撤去を行い、32~33年度にかけて遠的弓道場を整備するとしている。

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