31年1月に組合設立へ 都計道3路線を新設 公園、調整池、上下水道も計画(壬生町六美北部区画整理)

[2017/12/16 栃木版]
 壬生町は、六美町地内の市街化調整区域(約A49.8ha)において、六美町北部地区土地区画整理事業の計画を進めている。町都市計画課によると、土地区画整理事業の推進に向けて都市計画の変更や決定を行うという。29年度末にも実施し、新しい都市計画を施行するとしている。都市計画の決定を受け、土地区画整理事業組合設立準備会では、31年1月を目途に、組合を設立させる見込みだ。組合では、都市計画道路3路線の新設整備を行うほか、区画道路、街区公園、調整池等の整備を組合主体で進めるとしている。

 六美町北部地区土地区画整理事業は、東武鉄道おもちゃのまち駅から約1km南にある壬生丁地内の約49.8haの市街化調整区域。北は主要地方道羽生田上蒲生線、南は北関東自動車道に面し、近隣には壬生ICが所在している。事業予定地の地権者は253人。

 六美町北部地区は、以前は北関東自動車道の拠点区域を目指す構想があり、雨水排水の整備を進めてきたが、地元住民から雨水排水だけでなく、全体的な開発の要望が出ていた。町は同地区について、駅やICに近いという高いポテンシャルのある地区と認識していたものの、空き地や未耕作地もあり、市街化調整区域のままでは今後の大きな発展が望めないことから、同地区を市街化区域へ編入させ、住居地域中心の整備を目指すという。

 27年8月には六美町北部地区土地区画整理事業組合設立準備会(石島松夫会長)が設立されている。準備会では、▽まちづくりの方向性▽道路や公園等の整備内容やスケジュール▽新たな施設立地(保留地処分等)の検討、調整▽事業運営方法と資金計画-などを盛り込んだ、事業計画案を作成。計画案は30年度早期にもまとめるとしており、計画案について地権者の同意を経てから組合を設立。設立後の組合総会で事業計画を決定するとしている。

 事業予定地は市街化区域に編入予定。地区計画案では、北関東自動車道沿いの地区南中央にあるA地区(A約18.6ha)は専用住宅地区1とし、一戸建て住宅を主体とした快適でゆとりある住宅市街地づくりを目指す。北関東自動車道沿いの地区南西にあるB地区(A約16.5ha)は専用住宅地区2とし、既存住宅等の生活環境を維持し、新しい住宅と調和がとれた良好な住環境形成を図る。

 都市計画道路3・3・901号おもちゃのまち下古山線(主要地方道羽生田上蒲生線)沿いの地区北側にあるC地区(A約8.8ha)は、沿道利用地区に設定。町の賑わいの形成に資する土地利用や、生活利便施設や沿道サービス施設の誘導を図る。地区東でおもちゃ団地に接するD地区(A約5.9ha)は業務地区に設定。既存の工場や業務系施設、住宅との混在を防ぐため、同地区内では、工場や業務系施設の集積を図り、町の賑わいに資する土地利用の集積を図っていく。

 同事業では組合主体で、都市計画道路、区画道路、公園、調整池などの整備を進めていく。都市計画道路については、3路線で新設整備を計画している。

 3・5・903六美西通りについては、町道2-242号線と主要地方道羽生田上蒲生線との交差点(壬生丁六美地内)が起点。地区西部から南へ縦断し、地区南端から3・4・8六美吾妻線との交差点(壬生丁六美地内)まで東進。延長約660m(W14.0m)とする。

 3・5・904六美東通りについては、町道2-284号線と主要地方道羽生田上蒲生線との交差点(安塚字拓生地内)が起点。地区東部から南へ縦断し、地区南端から3・4・8六美吾妻線との交差点(壬生丁六美地内)まで西進。延長約1190m(W12.0m)とする。

 3・4・8六美西通りについては、地区西部を南北に縦断。主要地方道羽生田上蒲生線との交差点(壬生丁字六美)から、3・5・903六美西通りや3・5・904六美東通りとの交差点までアクセスする区間を整備する。整備区間は、延長約460m(W16.5m)で、主要地方道羽生田上蒲生線との交差点は幅員19.5mとする。

 区画道路、公園、調整池などについては、事業計画を策定する中で整備内容をまとめるとしている。六美町北部地区ではこのほか、同地区を町の公共下水道排水区域に編入させ、町が汚水管や雨水管の整備を行うという。水道についても、下水道の整備と連携して、町が整備を進めるとしている。

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