352号350mを両側歩道 鹿沼土木の北赤塚町工区 交付金充当し用買へ 交差点改善し3方向に付加車線

[2017/12/19 栃木版]
 県は鹿沼市北赤塚町工区について、30年度から快適で安全な道づくり事業による国庫交付金の充当を決め、用地買収に着手する見通しとなった。同工区は南北の国道352号と東西の主要地方道宇都宮亀和田栃木線との交差点3方向に右折レーンを設置し、同交差点から北進する352号350mの両側に2.5mの歩道を確保するもの。県鹿沼土木事務所によると、西側歩道を先行して整備するとともに、32年度の着工を目指し計画的に用地補償を進めていく意向を示した。全体事業費には7億円を試算している。

 同工区の352号は、車道のみ幅員が7.2mで、計画では一般部で13.5m、交差点部では16.5mに拡幅する。一般部の幅員構成は、国道規格の車道3.25m×2車線に、路側帯を1.0mずつ車道の両側に配置。歩道は両側に2.5mを確保するとした。

 西側の歩道を先行するのは、同工区の北側で西側に歩道が整備されているため、交差点まで一体的に安全性を確保するもの。同路線は南押原小学校、同中学校の通学路に指定されているものの、大型車両の通行が多く、交差点周辺は幅員が狭小で歩道が無いことから、通学時に児童や生徒が危険な状況となっており、緊急合同点検でも要対策箇所として位置づけられている。

 352号は交差点北側で農業用水路を渡河しており、道路拡幅により両側にボックス工を継ぎ足して対応する。ボックスの規格は、幅3.0m×高さ1.1m。

 整備延長は、352号が350m、宇都宮亀和田栃木線は交差点影響範囲の200m。352号のうち交差点南側は壬生町との行政境となっており、すでに右折レーンが設置され整備が完了している。残る352号北側と東西2方向の宇都宮亀和田栃木線に右折レーンを設置する。

 右折レーンの設置に当たっては、一般的に100mが必要とされ、352号では標準の本線シフト長40.0m、テーパー長30.0m、滞留長30.0mで計画した。

 宇都宮亀和田栃木線については、同交差点から東進すると、みぶ羽生田産業団地にアクセスでき、工場進出による通行量の増大化が見込まれるため、一般部の線形改良とともに同交差点の改善が急がれている。

 現在は用地調査を進めており、30年度からの交付金充当とともに、用地補償に着手していく見通し。用地調査は、晃洋設計測量(足利市)と東亜サーベイ(宇都宮市)が担当。道路詳細設計は、新日本建設コンサルタンツ(宇都宮市)が担当している。

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