日光市29年度利活用対象財産 土地と建物7カ所を公売 旧庁舎は保有し解体へ

[2017/12/29 栃木版]
 日光市は、所有する土地と建物17カ所の利活用方針を決定し、土地5カ所、土地と建物2カ所の計7カ所について一般競争入札により売却する。このうち土地付き建物は、旧日光ユースホステル(所野2854)と自然公園総合センター栗山館(日向748)。市管財課によると、土地の5カ所は鑑定を行い年明けにも一般競争入札により売却の手続きを始めていくとし、土地付き建物の2カ所については土地の測量や建物のアスベスト調査など事前調査が必要で売却の手続きは30年度を予定しているとした。また、藤原行政センターなど新庁舎建設で用途を廃止する旧庁舎等の10カ所については保有し、新しい施設完成後は建物を解体するとしている。

 利活用財産対象の個別資産活用方針は、今年2月に策定した「市有財産の利活用に関する基本方針」に基づくもの。財政健全化に向けた施策の一つとして、処分や民間団体等に貸与して利活用を促進するとしている。

 売却対象の土地5カ所については、25~26年度から継続して公売を実施してきたものの、希望者に恵まれず再度、鑑定等を行い年明けにも一般競争入札による公売を実施するとした。

 土地付き建物のうち旧日光ユースホステルは、交流促進センターの完成後、平成11年度に利用を休止した施設。敷地面積が3950平方m。建物は、RC造平屋・延べ264.54平方mの共用棟、CB造平屋・延べ186.48平方mの寝室棟、木造2階の管理人居宅で構成。15年以上放置し老朽化や腐食が著しいものの、小倉山に昭和34年に建設され、複数の団体から資産的・歴史的価値などを理由に、再活用や保存についての提案があるという。同施設はアスベストが含まれている可能性が高く、土地の分筆も必要となることから、事前調査を行い売却を検討。一般競争による入札不調の場合などは、建物解体について調整していくとした。

 旧自然公園総合センター栗山館は、敷地面積が6252.99平方m。建物はRC造3階・延べ2312.13平方mで、昭和60年度に建設された宿泊施設。平成9年から施設を廃止し、放置された状態で外壁・内壁等で劣化が激しく、給排水施設等も使用できない状態としたが、躯体は比較的健全な状況とした。土地・建物含めて売却し、一般競争による入札不調の場合などは、建物解体について調整するとした。

 利活用方針を決定した17カ所の概要は次の通り。([1]面積と建物規模等[2]方針概要、▼公売物件、▽市保有等物件)

《土地》

【今市地域】

▼今市字下原1659番66(同)=[1]A502.79平方m[2]一般競争入札による売却
▼瀬川字寺ノ下107番6他1筆(同、今市1484番1)=[1]A221.9平方m[2]一般競争入札による売却
▼今市字河原1482番7他1筆(同、瀬川192番17)=[1]A231.99平方m[2]一般競争入札による売却
▼今市字河原1482番8(同)=[1]A215.15平方m[2]一般競争入札による売却
▽旧公設地方卸売市場(瀬尾字川前1640番35)=[1]A2.7ha[2]建物29年度中に解体処分

【足尾地域】

▼足尾町通洞字下ノ段2717番10(同)=[1]A182.18平方m[2]一般競争入札による売却

《土地・建物》

【日光地域】

▼旧日光ユースホステル(所野2854)=[1]A3950平方m、RC造平屋264.54平方m他2棟[2]一般競争入札による売却

【藤原地域】

▽藤原行政センター(藤原1番地)=[1]A2271、RC造3階1539平方m[2]新庁舎整備後に解体
▽旧藤原消防庁舎(藤原1番地)=[1]A809平方m、RC造6階1935平方m[2]新庁舎整備後に解体

【栗山地域】

▽栗山庁舎・旧栗山村役場(日陰575)=[1]A9295平方m、RC造3階2083.95平方m[2]時期を調整して解体
▽栗山保健センター(日陰575)=[1]A9295平方m、RC造2階896平方m[2]時期を調整して解体
▽日向公民館(日向457)=[1]A2732平方m、RC造2階699.79平方m[2]新庁舎整備後に解体
▽川俣公民館(川俣805)=[1]A644平方m、RC2階422.96平方m[2]新庁舎整備後に解体
▽旧栗山中学校(日向1465)=[1]A1.95ha、校舎RC造・体育館S造等14棟3547平方m[2]体育館と校庭は避難施設等地元利用し将来は解体
▼自然公園総合センター栗山館(日向748)=[1]A6252.99平方m、RC造3階2312.13平方m[2]一般競争入札による売却
▽旧青柳平職員住宅(日陰584-2)=[1]A323.22平方m、木造平屋77.02平方m[2]新庁舎整備後に解体
▽湯西川体験農園施設・温室(湯西川1162)=[1]A548平方m、S造平屋179.85平方m[2]建物解体し土地を所有者に返還

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