見積調査の参加者募集 新環境センター 施設整備・運営事業で(江戸崎衛生組合)

[2018/1/6 茨城版]
 江戸崎地方衛生土木組合はこのほど、「ごみ処理施設整備・運営事業に係る見積等調査」で参加者の募集を開始した。この調査は、事業の実施にあたり▽要求水準書などその他募集資料検討のための参考資料の徴収▽全体事業費の把握──を目的として行う。見積参加資格申請書類の提出は15日の正午までとし、18日と19日に現地見学会を開催する。見積提案書は2月28日まで受け付け、その後にヒアリングを実施する。4月の臨時議会で補正予算に債務負担を設定し、設計・施工などの入札公告は5月ごろを予定している。

 この事業は循環型社会形成推進交付金の対象事業として計画され、施設の設計・建設・運営を一括して発注するDBO方式を採用する。設計・施工期間は約4年間、運営期間は竣工から15年間とする。30年度は業者の選定作業を行うとともに埋設物の除去工事を行い、31年度に建設工事へ着手して35年4月の稼動開始を目指す。また、循環型交付金だけでなく、震災復興特別交付税の活用も視野に入れて事業を進めていく考えだ。

 工事概要は、ごみ焼却施設や計量棟、駐車場、付帯施設(構内通路、門扉、調整池、浸透池、植栽、その他関連する施設や設備など)の整備となる。

 ごみ焼却施設は、平成元年に稼動を開始してから30年目を迎える。一般に施設の寿命といわれている30年を目前に、維持管理費は増大の一途をたどっているため、新施設の建設が急務となっている。新ごみ焼却施設の焼却炉は、ストーカ式または流動床式(全連続焼却方式)を採用し、処理能力は1日あたり70t(35t×2炉、災害廃棄物処理1日あたり約12tを含む)を想定。可燃ごみやリサイクル残渣、災害廃棄物の処理を行う。

 建設地は稲敷市高田地内の現在地で、全体敷地面積は約3万7700平方m。既存のごみ処理業務の運転は継続する方針で、その動線が混在することから、既存の収集業者・一般持込者などの動線は、新たに道路用地として民有地約8000平方mを取得して敷地東側に新たに確保するほか、工事車両は既存アクセス道路を活用するなど、工事に伴い動線を分ける考えだ。また、管理棟機能は環境センター内に移転する。

 事業費は施設整備費に90億円程度、用地費に3000万円を見込んでいるが、課題や問題点への対応があることから数億円程度の増額が予想される。さらに、施設計画や都市計画手続業務、生活環境影響調査業務などの見直しに7000万円が必要と見込まれる。これまでに、「施設整備計画支援業務(ごみ処理施設建設発注手続き支援等業務)」をエイト日本技術開発水戸事務所(水戸市)が、「施設建設事業技術支援業務」を全国都市清掃協議会が担当している。

 同組合は、稲敷市と美浦村の1市1村で構成された一部事務組合で、稲敷市高田地内に立地するごみ処理施設「環境センター」の設置・管理のほか、火葬場及び斎場「聖苑香澄」の設置・管理、建設機械の購入・維持管理、公共的土木事業などの業務を行っている。

 なお、詳しい問い合わせは総務課(電話029-892-2841)まで、または組合のホームページを参照すること。

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