6号牛久土浦BPを促進 牛久市・つくば市 つくばみらい市 交通体系整備促進協が要望

[2018/1/16 茨城版]
 牛久市・つくば市・つくばみらい市交通体系整備促進連絡協議会(会長・根本洋治牛久市長)はこのほど、県庁に富永幸一土木部長を訪ね、国道6号牛久土浦バイパスの整備促進と3市を結ぶ新規広域道路の整備、あわせて通学路の安全確保対策や橋梁の長寿命化に必要な予算の確保を求める要望書を提出した。これに対し県は、牛久土浦バイパスについて一層の整備推進を国に働きかけるとともに、県としても通学路の安全性向上や橋梁の長寿命化・耐震対策などを鋭意進めていくことを説明して理解を求めた。

 要望活動には根本会長のほか、各市の議会の代表者らが参加。また、オブザーバーとして地域選出の県議会議員5人も同席した。根本会長は「圏央道も開通してアクセスがよくなったが、この地域を連絡する道路がいまだ未整備であり、バイパスなど交通上の課題もまだまだ多い」として、「県南のこれからにとって重要な地域であり、県のご理解を」と述べて3項目を要望した。

 要望内容は、▽一般国道6号牛久土浦バイパス事業化区間の早期整備および未事業化区間の早期事業化▽牛久市・つくば市・つくばみらい市にまたがる広域的な道路の県道路整備構想への位置付け▽通学路の安全確保対策や道路橋の長寿命化対策のための十分な予算の確保──の3点。

 このうち、国道6号牛久土浦バイパスについては「牛久市城中町から県道谷田部牛久線までの区間(延長5.5km)」の早期事業化、「牛久市遠山町バイパス起点から都市計画道路城中田宮線までの区間(延長1.3km)」の早期完成、「県道谷田部牛久線から国道408号までの区間(延長1.9km)」の早期着工をそれぞれ要望した。

 3市にまたがる広域的な道路は、「つくばみらい市みらい平地区からつくば市南部の都計道小山・大井線を経由し牛久市ひたち野地区に至る道路」と「つくばみらい市みらい平地区から、県道高岡藤代線、つくば市南部を経由し、牛久沼を横断し牛久市刈谷地区に至る道路」の2路線を、県の道路整備構想に位置付けて実現を図るよう求めた。

 さらに「通学路の安全確保対策」や「道路橋の適切な維持管理・更新による長寿命化対策」についても、喫緊に取り組む必要があるとして十分な予算を安定的・持続的に確保するよう要望した。

 これに対し、県土木部はまず国道6号牛久土浦バイパスの「牛久市城中町から県道谷田部牛久線までの区間」について、「県としても圏央道の4車線化と合わせて未事業化区間の事業化を国に要望しており、国からは早期事業化に向けて取り組んでいきたいとの回答をもらったところ」と説明した。

 また、「牛久市遠山町バイパス起点から都市計画道路城中田宮線までの区間」は「I期事業は用地買収が概ね終わっているので、市の事業と合わせた整備ができるよう国に働きかけていく」とし、「県道谷田部牛久線から国道408号までの区間」は「II期事業を事業化したばかりであり、まずは用地の取得を進めていくことが必要。今後も市町村と一緒に、事業推進のため用地取得を進めていきたい」と話した。

 広域的な道路の県道路整備構想への位置付けについては「まずは事業主体を含めた話し合いを始めていかなくてはならない」と述べたほか、通学路の安全対策については「市町村や学校関係者、警察と協力して取り組んでいるところ」、橋梁については「長寿命化計画に基づき計画的に取り組んでいるところ」と説明して、「市町村が実施している対策と合わせて、通学路の安全性向上、長寿命化や耐震対策に取り組んでいきたい」と返答した。

 最後に富永部長は、「要望内容については、いろいろ課題はあるが前向きに進めていきたいと考えている」と話して、これら事業に対する地元市の協力を改めて求めた。

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