圃場3地区と部屋南部着手 県7事業の事前評価報告 卒島IIと西赤田工区 おもちゃのまち下古山線を4車線

[2018/1/17 栃木版]
 県公共事業評価委員会(委員長・池田裕一宇都宮大学工学部教授)は16日、30年度から県施行で新規に着手する事業費10億円以上30億円未満の県土整備部が所管する主要地方道栃木小山線卒島II工区(小山市)、一般国道400号西赤田工区(那須塩原市)、都市計画道路3・3・901号おもちゃのまち下古山線若草町工区(壬生町)、県農政部所管の県営農地整備事業刈沼川(宇都宮市)、同小泉・本沼(益子町)、同薬師寺・柴(下野市)と農業水利施設整備事業部屋南部(栃木市)-7事業について報告を受けた。

 7事業の事業費は、▽主要地方道小山栃木線卒島II工区が約21億円(整備延長約2400m)▽一般国道400号西赤田工区が約28億円(同約2500m)▽3・3・901号おもちゃのまち下古山線若草町工区が約21億円(同約600m)、圃場整備刈沼川が約10.6億円(受益面積39.5ha)、同小泉・本沼が約10.9億円(同53.4ha)、同薬師寺・柴が約15.6億円(同66.0ha)、かんがい排水部屋南部は約23.2億円(同200ha)を試算している。

 各事業の計画概要、事業予定期間、事業費などは次の通り。

〔県土整備部〕

《道路事業》

【栃木小山線・卒島II工区】

▽事業箇所=小山市卒島(同県道卒島工区から続く北進2400m)
▽計画概要=交通渋滞に伴うバイパス整備。標準幅員33.0m(車道13.0m、中央帯2.0m、路肩1.5m×2、施設帯2.5m×2、副道5.0m×2)、車線数は4車線(当面は暫定2車線整備)
▽事業予定期間=30~39年度、30年度・用地調査、30~34年度・用地取得、32~39年度・工事実施
▽事業費=約21億円。内訳は、工事費約14億円(2車線)、用地補償費約6億円(4車線)、測量設計費約1億円
▽他計画・他事業との関連性=小山市都市計画マスタープランにおいて周辺都市との連携を図るための広域幹線道路として同路線が位置づけられている

【400号・西赤田工区】

▽事業箇所=那須塩原市西三島~上赤田(同県道三島工区から続く北進2500m)
▽計画概要=交通渋滞解消と歩行者・自転車の安全性向上のため、2車線区間を4車線に拡幅する。標準幅員25.0m(車道13.0m、中央帯2.0m、歩道3.5m×2、自転車通行帯1.5m×2)、車線数は4車線
▽事業予定期間=30~39年度、30年度から用地調査、30~38年度・用地取得、33~39年度・工事実施
▽事業費=約28億円。内訳は、工事費約12億円、用地補償費約15億円、測量設計費約1億円
▽他計画・他事業との関連性=那須塩原市の都市計画マスタープランにおいて市街地間の連携強化や広域幹線道路の整備として同路線が位置付けられている

《街路事業》

【おもちゃのまち下古山線・若草町工区】

▽事業箇所=壬生町若草町~幸町3丁目
▽計画概要=現在のおもちゃのまち跨線橋を活用し道路拡幅を基本とした4車線と右折専用レーン設置による整備計画。標準幅員(立体交差部)32.0m(車道13.0m、歩道3.0m×2、自転車通行帯1.0m×2、中央帯1.0m、副道5.0m×2)。同(付加車線部)35.0m(車道16.0m、歩道3.0m×2、自転車通行帯1.0m×2、中央帯1.0m、副道5.0m×2)、車線数は4車線
▽事業予定期間=29~35年度、29年度から用地調査、30~33年度・用地取得、32~35年度・工事実施
▽事業費=約21億円。内訳は、工事費約8億円、用地補償費約12.5億円、測量設計費約0.5億円
▽他計画・他事業との関連性=羽生田上蒲生線助谷バイパス4車線化拡幅事業(29年度開通予定)、仮称・壬生町六美町北部土地区画整理事業(組合施行)計画中

〔県農政部〕

《圃場整備事業》

【刈沼川地区】

▽事業箇所=宇都宮市刈沼町・氷室町地内(約39.5ha)
▽計画概要=圃場の標準区画50aの大区画化、大型機械導入のため農道の標準幅員を5m、用排水路の分離整備と幹線水路への自動転倒堰設置、湿田の解消による暗渠排水管の整備
▽工事内容=区画整理39.5ha(水田38.7ha、畑0.8ha)、道路工8.0km、水路工14.1km(用水路7.6km、排水路6.5km)、暗渠排水工38.7ha
▽事業予定期間=30~35年度、30年度・測量設計、31~34年度・工事実施、35年度・換地処分
▽事業費=約10.6億円。内訳は、工事費約8.9億円、用地補償費約0.7億円、測量設計費約0.5億円、換地費0.5億円

【小泉・本沼地区】

▽事業箇所=益子町小泉地内、本沼地内(約53.4ha)
▽計画概要=圃場の標準区画50aの大区画化、大型機械導入のため農道の標準幅員を5m、水田への用排水路の分離整備と畑地へは水管理の省力化を図るパイプライン整備
▽工事内容=区画整理53.4ha(水田12.0ha、畑41.4ha)、道路工7.7km、水路工19.2km(用水路12.5km、排水路6.7km)、暗渠排水工12.0ha
▽事業予定期間=30~35年度、30年度・測量設計、31~34年度・工事実施、35年度・換地処分
▽事業費=約10.9億円。内訳は、工事費約6.9億円、用地補償費約0.1億円、測量設計費約3.2億円、換地費約0.7億円

【薬師寺・柴地区】

▽事業箇所=下野市薬師寺・柴地内(約66.0ha)
▽計画概要=圃場の標準区画50aの大区画化、大型機械導入のため農道の標準幅員を5m、用排水路の分離整備、湿田の解消による暗渠排水管の整備
▽工事内容=区画整理66.0ha(水田59.0ha、畑7.0ha)、道路工10.0km、水路工21.5km(用水路10.6km、排水路10.9km)、暗渠排水工59.0ha
▽事業予定期間=30~37年度、30~31年度・測量設計、32~36年度・工事実施、37年度・換地処分
▽事業費=約15.6億円。内訳は、工事費約12.5億円、用地補償費約0.5億円、測量設計費約1.8億円、換地費0.8億円

《かんがい排水事業》

【部屋南部地区】

▽事業箇所=栃木市藤岡町地内
▽計画概要=部屋南部地区にある老朽化した石川排水機場の改修
▽事業内容=排水ポンプφ600×2台、排水樋管B2.10m×H2.50m×2連、施設管理者藤岡土地改良区、排水受益面積200ha
▽事業予定期間=30~36年度、30~31年度・設計、31年度・用地取得、32~36年度・工事実施
▽事業費=約23.2億円。内訳は、工事費22.1億円、用地補償費0.2億円、測量設計費0.9億円

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