本庁舎整備の検討開始 スマートICに工費 一般会計144億、新規に44事業(矢板市新年度予算案概要)

[2018/1/19 栃木版]
 矢板市は平成30年度当初予算案の概要をまとめ、一般会計に約144億円、新規事業には特別会計4事業を含む44事業を盛り込む。建設関連では、東北自動車道矢板北PAへのスマートIC整備に一級河川中川を渡河する橋梁下部工事など4億2220万円、わかば通りには未整備区間355mの設計などとして1720万円、矢板小学校など2校のトイレ洋式化に伴う設計や工事には6230万円を配分するほか、本庁舎整備に向けた検討を進めるため予算化を行う。市制60周年を迎える市の一般会計は、過去最大規模の積極型予算となる。

 スマートICは、料金所までのアクセス道路の上り・下りの2路線の用地補償費等を計上。用地買収の進ちょく状況を見据え、下り線橋梁取り付け部の改良や下部工事などに備えていく。県施行でスマートIC線にアクセスする一般県道県民の森矢板線はすでに工事に着手しており、一体的に進めていくため整備を加速させていく見通し。

 わかば通りの整備は、矢板駅東地区の通学児童らの安全確保やフットボールセンター誘致に伴う交通需要の増加に備えていく目的がある。予算化する1720万円は、整備延長355mの路線測量や詳細設計、先行予定区間120mの用地測量など。計画では全幅16.0mで両側に歩道3.5mを確保する。

 道路関係ではこのほか、塩谷広域行政組合の環境施設建設に伴う安沢地区の木幡・安沢1号線や安沢・越畑14号線整備に伴う用地費などとして1億2610万円を計上する。木幡・安沢1号線1期工区600mが用地補償、2期工区698mは物件調査等に着手する見通し。安沢・越畑14号線634mは境界確定に加え、付帯工事として江川天端の舗装新設工事(L480m)を実施する計画。同環境施設建設では、震災復興特別交付金を充当し負担金14億4080万円を措置する。

 土木費のうち道路の維持管理では、下太田1号線補修と同4号線高欄改修のための設計費300万円を配分。長峰公園は再整備に向け200万円を盛り込み設計に着手する。

 農林水産業費では、県単農道整備事業として新規に片岡地区840mに着工するため2420万円を計上する。地籍調査には1410万円で、継続の下太田と東泉に加え、DID地区の扇町に着手する。このほか市産木材の利用を促進させるため、住宅促進補助事業を創設する。

 学校施設整備のうちトイレ改修には、東小学校が工事(普通教室棟)と設計(管理棟)、矢板小学校では設計を行う。体育施設整備には2370万円。平成34年とちぎ国体で女子サッカー会場となる矢板運動公園陸上競技場とサッカー場改修のための設計費を配分する。

 民生費のうち温泉センター2号館機械室改修には280万円。すみれ幼稚園施設整備交付金には7500万円となった。衛生費の長峰墓苑通路改修等には520万円を措置する。

 総務費では、本庁舎整備検討業務として540万円。市役所本庁舎は昭和37年度の竣工で、耐震強度の不足に加え、給排水施設や冷暖房設備の老朽化が著しく、建て替えを含めた検討に着手する見通し。

 消防費では、中地区の第4分団第6部の消防器具置き場建築や山田地区のポンプ車両購入などとして3210万円。防災関係では、Jアラート受信機更新工事などとして1250万円となった。

 特別会計の新規事業には、公共下水道事業が、公営企業会計システム導入に着手すため540万円を配分するほか、全体計画の見直しなどとして2120万円を計上する。

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