認可取得し30年度着手へ 都計道おもちゃのまち下古山線 立体部本線22.0mに拡幅 21億で600mを4車線化

[2018/1/25 栃木版]
 壬生町の都市計画道路3・3・901号おもちゃのまち下古山線若草町工区(主要地方道羽生田上蒲生線)の4車線化拡幅整備が30年度から本格的に始まる。事業は東武鉄道宇都宮線おもちゃのまち跨線橋を含む約600mについて、4車線を確保し立体交差の本線部で22.0m、同宇都宮栃木線交差点部で右折レーンを確保した25.0mに拡幅するもの。総事業費は21億円を試算。橋梁部ではラーメン橋台を継ぎ足す形で両側に拡幅、アプローチ部は擁壁を立ち上げ拡幅する工法を軸に今年度末をめどに詳細設計をまとめる。県都市整備課によると、県公共事業評価委員会への報告を踏まえ、今年度末にも事業認可を取得する見通しを示した。

 事業区間のうち東進方向は、前後区間が4車線であるにもかかわらず、おもちゃのまち跨線橋が下り上三川方面の東進1車線、上り羽生田方面の西進2車線の計3車線となっている。また、西進方向は宇都宮栃木線とのおもちゃのまち交差点において、右折滞留長が十分に確保されていないため、通勤時間帯を中心に渋滞が発生しているという。

 加えて、同跨線橋は鉄道との横断橋梁部11.4mについて副道から階段を設置し、歩道を確保している。両側の歩道幅員は1.5mと狭あいなうえ、上下線はセンターラインのみで分離し通行の危険性が高いとした。

 計画では、両側の副道5.0mを含む32.0mを確保。本線部では22.0mを確保し、上下線の車道との間は中央帯1.0mで分離する。車道は片側3.25m×2車線の計4車線とし、両側には歩道3.0mを設置。両側の車道と歩道との間には、自転車通行帯1.0mを配置する。

 おもちゃのまち交差点は、現行の右折車線長24.0m(テーパー長10m+滞留長14m)を85.0mに延伸。テーパー長25.0mに滞留長60.0mを確保する計画とした。

 同橋梁は昭和42年度に架設された上部形式がPCプレテンI桁、床版の前後は各7.2mのラーメン橋台でアプローチ部をつないでいる。橋梁部は下部工のラーメン橋台を継ぎ足す形で両側に拡幅、アプローチ部は擁壁を立ち上げて拡幅する工法を軸に検討を進めており、今年度実施している詳細設計で計画内容を固めていくとした。詳細設計は、ダイミック(宇都宮市)が担当している。

 県公共事業評価委員会の資料によると、29年度から用地調査、30~33年度にかけて拡幅に伴う用地取得を行い、32年度をめどに工事に着手、35年度にも完了させていく計画。

 同都市計画道路の主要地方道羽生田上蒲生線は、壬生町おもちゃのまち市街地を東西に連絡する主要幹線道路。町の第6次総合振興計画では、都市地域と農村地域の多彩な交流を促進する「地域連携交流軸」に位置付けられているほか、都市計画マスタープランにおいても、地域連携・交流軸に位置付けられている。

 県は整備に先立ち29年7月、県都市計画審議会でおもちゃのまち下古山線の跨線橋と前後区間の約460mについて、幅員を変更する議案を承認。

 同県道は宇都宮栃木線との交差点を挟み、西側では助谷バイパスの2月の完成により4車線化整備が完了。町は同沿線で組合施行による六美町北部土地区画整理事業を計画している。

Comments are closed.


Powered by WordPress, WP Theme designed by WSC Project.