総合保育所31年度に着工 保育所と幼稚園 個別施設計画案を策定(石岡市)

[2018/1/26 茨城版]
 石岡市はこのほど、市保育所・幼稚園個別施設計画案を公表した。この案では、市内にある6施設のうち、第1保育所と第2保育所、東幼稚園を統合して新たな施設を建設する方向性を示している。スケジュールは、30年度に実施設計に着手し、31年度に着工していく。残る3施設についても、優先順位をつけながら順次、長寿命化工事などを実施していく見通しだ。

 市では昨年、中長期にわたり計画的に公共施設等の総合的な管理に取り組むため、公共施設等総合管理計画を策定した。これを踏まえて今回、保育所・幼稚園を対象とした個別施設計画案を策定し、今後の具体的な整備方針を定める。

 対象となるのは、保育所が第1保育所、第2保育所、やさと中央保育所、園部保育所、みなみ保育所の5施設と、幼稚園が東幼稚園1施設となる。

 このうち第1保育所と第2保育所は、耐震診断の結果、耐震性を確保できないとの判定を受け、現在は石岡小学校の空き教室を一時的に利用している。さらに、これら施設は入所率が平均よりも低いため、統廃合・機能移転の検討候補となった。また東幼稚園も、施設の老朽化とあわせて入園率が低いことから統廃合・機能移転の検討候補と評価され、31年3月末で閉園することが決定している。

 こうした状況を踏まえ、市は第1保育所と第2保育所、東幼稚園を統合して新たに総合保育所を整備する方針。施設の規模は500~600平方m程度、定員60~70人とし、概算工事費を約1億9800万円に設定している。なお、建設場所は既施設用地を基本に、市保有地を候補にする。

 今後のスケジュールは、30年度内に実施設計を策定し、31年度に建築工事に着手する見通し。なお、既存施設の解体は第2保育所が30年度内、第1保育所が31~32年度を予定する。

 残る保育所3施設については、調査の結果から耐震性や老朽化の面で特に問題なく、緊急に整備する必要のないことが判明している。そこで市は、各施設の劣化現状などを踏まえて順番に中規模修繕工事と長寿命化改修工事を実施していく。

 スケジュールは、やさと中央保育所で中規模修繕工事を33~34年度に、長寿命化改修工事を44~46年度に実施する。みなみ保育所では中規模修繕を48~49年度、長寿命化改修を34~36年度に実施。園部保育所では中規模修繕を63~64年度、長寿命化改修を42~44年度に実施していく計画になっている。

 なお、市ではパブリックコメントを実施して、この案に対する意見を2月2日まで募集している。計画案の内容はホームページのほか、保健福祉部こども福祉課、八郷総合支所教育総務課、各公立保育所・幼稚園で閲覧できる。

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