小山市が公共施設マネジメント計画 新庁舎建設で機能集約へ 新庁舎建設で機能集約へ

[2018/2/1 栃木版]
 小山市は31日までに、市公共施設等推進マネジメント計画をまとめた。同計画によると、重点事業として、[1]市役所新庁舎の建設[2]市民交流センターの整備[3]小中一貫校化の推進[4]保育所の民営化の促進[5]学童保育館の再整備[6]集会所等の譲渡-を挙げている。市役所新庁舎の建設に伴い、保健・福祉センターや水道庁舎等の機能を集約。市立体育館の建設事業では、勤労者体育センター等の機能を集約。このほか、各種施設の解体・売却・統廃合を進めるとしている。

 市公共施設等推進マネジメント計画は、公共施設の質と量の最適化を図るために策定するもの。計画期間は、30~67年度の38年間とする。第1期を30~37年度、第2期を38~47年度、第3期を48~57年度、第4期を58~67年度に設定している。

 市民文化系施設について、文化センターおよび中央公民館は、耐震補強およびPFIによる建て替えの両面から検討し、規模の適正化や他施設との複合化を図る。公民館について、大谷と旧桑は、第1期中に売却を予定。生井・寒川・絹・豊田・中・穂積は、大規模改修や更新の際には周辺施設との複合化を検討する。

 市民センターやまちなか交流センターについては、長寿命化を基本とし、他施設との複合化も検討。男女共同参画センターについては機能移転を検討し、第1期中に旧施設を売却するという。自治会公民館・集会所は、地元自治会等への無償譲渡を基本とする。小野塚イツ子記念館は改修を基本とし、建て替えは行わない。生井分室や市埋蔵文化財センターは、両施設の収蔵庫を移転し、第2期までに他施設との複合化を検討する。

 社会教育系施設について、中央図書館は大規模改修や更新の際には他施設との複合化も検討。博物館・車屋美術館・寺野遺跡資料館は、他施設との複合化を図るとした。生涯学習センターは、入居しているロブレビルの状況に合わせて、施設のあり方を検討。飯塚分室(旧羽川小学校飯塚分校)については、第1期中に機能を廃止し、解体するとしている。

 スポーツ・レクリエーション施設について、弓道場は第1期中に、施設の移転・解体を行い、代替施設を検討。武道館は、市立体育館の建設に伴い、体育館に機能移転後に解体。勤労者体育センターも市立体育館に機能移転後、用途変更を行うとした。市勤労青少年ホームは、公民館と事業等の内容が重なることから、第2期までに廃止も含めて施設のあり方を検討するという。産業系施設について、小山南工業団地管理棟は、第1期中に民間への売却・用途変更を検討するとした。

 学校教育系施設について、小中学校は大規模改修や更新の際に、規模の縮小や学童保育等の複合化を図り、閉校となった施設は売却を検討。旧福良小および旧絹中に設置された絹義務教育学校では、30年度に学童保育施設の整備を計画。下生井小・網戸小は、乙女小への統合を計画。豊田南小・豊田北小・豊田中は統廃合を計画しており、33年度に豊田義務教育学校の開校を予定。豊田中の施設を活用するほか、豊田中に隣接するように学校施設を整備するとしている。寒川小・穂積小・中小も、施設の集約を検討しているという。

 市不登校適応指導教室は、長寿命化を図る。市外国人児童生徒適応指導教室は、他施設との複合化を検討。青少年相談室は長寿命化を図るとともに、他施設との複合化を検討するとしている。

 子育て支援施設について、保育所は施設の統廃合や民営化を進めていく。学童保育館も、民間施設の活用を促進して施設を集約し、学校の余裕教室等への複合化を図っていく。児童センターは、大規模改修や更新の際に他の子育て関連施設との複合化を図る。子育て支援センターは、長寿命化を図るとした。

 保健・福祉施設について、市保健福祉センターは市役所新庁舎との統合を図り、機能移転後は当面の間、他施設の集約先として活用した後、売却を検討するとした。保健センター分室は他施設への移転を検討し、第1期中に売却や解体を行うとしている。いきいきふれあいセンターは、他施設との複合化を図り、機能移転後は転用や売却を検討。同センターなまいと桑は、第1期中に売却や転用を行うとしている。高齢者サポートセンター大谷は、大谷市民交流センターとの複合化を図り、機能移転後は転用や売却を検討する。地域活用支援センターや小山市ふれあい健康センターは、長寿命化を図るとしている。

 行政系施設について、市役所本庁舎は建て替えに向けて事業を進めており、神鳥谷庁舎や市役所分室IIIは機能移転後、第1期中に賃貸借契約を解除するとした。勤労者福祉会館は、第1期中に機能の移転先を検討し、施設は売却を基本とするとした。小山東出張所は、大規模改修や更新の際には規模の適正化や、他施設との複合化を検討する。こどもふれあい教室は、施設のあり方を検討し、機能を見直しする。

 市健康医療介護総合支援センターは、長寿命化を図り、他施設との複合化を検討する。塩沢書類倉庫は、第1期中に機能を廃止し、解体。八幡倉庫は、第1期中に機能移転を図り、売却を基本とするとした。黒本倉庫は、長寿命化を図るとした。小野塚イツ子遺贈財産については、第1期中に売却することを基本とした。文書館や文書館分室は、他施設との複合化を検討し、長寿命化を図る。消防本部庁舎、消防分署、消防器具置き場、水防倉庫は、長寿命化を図り、再編や統合も検討するとしている。

 公営住宅は、長寿命化計画に基づき、施設の統廃合や長寿命化を図るとした。神鳥谷・塚崎・横倉新田・横倉は、第1期中に解体し、跡地の売却を図っていく。竹の台・田畑・松ヶ丘・希望ヶ丘・泉崎・千駄塚・扶桑は、長寿命化や更新の際に規模の縮小を図り、借上公営住宅等の民間を活用した供給手法を検討する。

 公園施設は、長寿命化計画に基づき、施設の長寿命化を進める。上水道施設について、水道庁舎は市役所本庁舎の建て替えで統合を図り、機能移転後の施設は売却を基本とする。浄水場や取水塔は長寿命化を図り、大規模改修や更新の際には規模の適正化や耐震化を検討する。水処理センターやポンプ場等の下水道施設も、長寿命化を図り、大規模改修や更新の際には規模の適正化や耐震化を検討するという。

 その他施設について、公衆便所、駐輪場、間々田排水機場は、長寿命化。旧思川駅舎は、第1期中に民間への売却を検討。道の駅「思川」、絹ふれあいの郷、やすらぎの森管理棟は長寿命化を図るとしている。

 機能集約案としては、水道庁舎の資材倉庫と神鳥谷庁舎の倉庫は、小山東出張所、勤労青少年ホーム、勤労者体育センターへの集約を検討。八幡倉庫は、鶉島土木課資材置場への集約を検討している。

Comments are closed.


Powered by WordPress, WP Theme designed by WSC Project.