那珂川大橋 架替ルートを検討 国道123号改修要望 桂・常北BPも北側の調査へ(城里町と常陸大宮市)

[2018/2/6 茨城版]
 城里町(上遠野修町長)と常陸大宮市(三次真一郎市長)は2日、県庁に富永幸一土木部長を訪ね、国道123号の改修促進に関する要望書を手渡した。要望内容は、道路整備財源の確保による道路の計画的な整備、予算編成における道路整備費の確保、および国道123号の改修促進で、特に桂・常北バイパスの整備と那珂川大橋架替を要望した。これに対し県は、桂・常北バイパスの優先区間の早期供用を図るとともに、その北側も調査着手に向けて地元と協議する考え。那珂川大橋架替は、地元市町とバイパスルートの検討を進めていく方針を示した。

 要望では、「国道123号は栃木県宇都宮市から水戸市を結ぶ主要幹線道路であり、沿線の3市5町の生活・経済・文化の発展に大変重要な基幹的生活道路でもあるが、現在も改修を要する箇所があり、また、災害など緊急時に人命や財産を守る道路を整備・改修することが急務である」として、特に桂・常北バイパス整備と野口バイパス整備・那珂川大橋の架替の2点を強く求めた。

 桂・常北バイパスは、全体計画延長7.6kmのうち優先整備区間(圷-石塚間、約2km)の供用が間近となったことに改めて感謝し、「那珂川大橋への円滑な交通を実現するには、優先整備区間の北側約1.3kmの重点要望区間の整備が必要であり、30年度も測量・用地買収などの事業を進めてほしい」と要望した。

 野口バイパス整備・那珂川大橋架替では、16年度から実施している御前山市街地のバイパス整備が完成目前となっているが「これにつながる那珂川大橋の幅員が狭く、大型車同士の交互通行が困難な状態にある。御前山地域から水戸市への重要なアクセス道路であるばかりでなく、通勤・通学などにも利用される生活道路として大変重要な路線」などとして、那珂川大橋架替および城里町区間を含めた延長約3200mのバイパス整備の促進を要望した。

 これに対し、県が事業の状況を説明。桂・常北バイパスについては城里町市街地の交通支障箇所である手這坂およびクランク型交差点を迂回するバイパスの約2kmを優先区間として整備を進め、27年度までに城里高架橋を含む約1.5km区間を供用。残る0.5km区間もすべての用地契約が完了したことから、「物件移転や道路改良舗装工事を進めて、早期の供用に努める」と説明した。また、優先区間から北側の1.3km区間については「調査着手に向けて、地元との協議を進める」と報告した。

 野口バイパスおよび那珂川大橋架替のうち、西側の0.6km区間については「国道123号御前山拡幅として整備を進めており、29年度は道路改良工事を進める」と話し、また、これと連続する県道那須烏山御前山線までの0.7km区間についても「合併支援道として整備を進めており、29年度は道路改良工事を進める」と報告した。那珂川大橋の架け替えを含むバイパスルートについては、「市町と調整しながら、ルートの検討をしていく」と説明して理解を求めた。

 最後に富永部長は、用地取得について「より一層の地元市町の協力をいただきたい」と述べ、バイパスルートも「市町が合意したルートを決めるためにご協力を」と改めて求めた。

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