新給食センターで継続費30億円 中学校に空調機設置 30年度予算案 普通建設費が22.6%減(つくば市)

[2018/2/8 茨城版]
 つくば市の五十嵐立青市長は7日、記者会見を開いて新年度当初予算案の概要を説明した。それによると、一般会計は対前年度当初比2.3%減の856億1700万円で、過去最大だった前年度に次ぐ2番目の予算規模となった。予算編成にあたっては、出産・子育て・教育に重点を置き、産婦人科施設開設支援事業や子どもの貧困対策に取り組むほか、中学校11校のエアコン設置事業に4億円を計上。新谷田部学校給食センター(仮称)整備事業では30億4233万円(30年度12億1505万円、31年度18億2728万円)の継続費、分庁舎建設事業では9億4674万円の債務負担行為を設定した。また、香取台地区小学校(仮称)建設に向けて用地費を盛り込んだ。

 一般会計歳出の性質別内訳をみると、普通建設事業費は156億4917万円で、前年度当初と比べて45億7935万円、22.6%の大きなマイナスとなった。主な要因は、葛城北部学園(仮称)とみどりの学園(仮称)建設事業の完了に伴うものとみられる。また、一般会計に特別会計6会計と水道事業会計を加えた予算総額は、1391億6778万円で、前年度当初を1.6%下回った。

 新谷田部学校給食センター(仮称)整備事業は、藤本地内の旧谷田部学校給食センター跡地(敷地面積1万1444平方m)に新施設を建設するもので、建物の規模はS造およびRC造平屋一部2階建て、延床面積約4700平方m。最大食数は1日あたり1万2000食、3献立を供給できる施設とし、敷地内には配送車10台程度の駐車スペースを確保する。実施設計は、宮建築設計(徳島市)・増山栄建築設計事務所(土浦市)JVで策定した。また、敷地の造成工事は6月末までの予定で進めている。建設工事は30-31年度で施工し、32年4月の稼動開始を見込む。

 中学校エアコン設置事業は、教育環境の改善を図るために実施しており、29年度には小学校の普通教室を対象に実施した。30年度には中学校11校の151教室へ設置する予定で、実施設計は29年度に策定した。

 香取台地区小学校(仮称)は、つくばエクスプレスの万博記念公園駅近くに建設する計画で、県から用地を購入する予定だ。この事業は、島名小学校の児童数増加に伴い小学校を新設するもので、30年度に用地を取得し、31年度以降に事業に着手したいとしている。

 分庁舎建設事業は、職員増加に伴い不足する執務スペースを確保するとともに、子育て支援、市民の交流スペースなどにも利用可能な施設を市役所敷地内に建設する。

 このほか、産業振興センター再整備事業や真瀬総合センター大規模改修事業などを予算化した。産業振興センターの再整備事業は、技術系スタートアップの拠点として改修するもの。総事業費に1億4974万円を投じ、31年度の開所を予定している。建物の規模はS造陸屋根2階建て、延床面積1852平方m。平成11年2月に竣工した。

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