最終処分場整備で継続費 新庁舎建設を再開 黒磯駅前整備に24.8億円(那須塩原市新年度予算案)

[2018/2/15 栃木版]
 那須塩原市は14日までに30年度当初予算案を発表し、一般会計は前年度当初比で2.0%減の475億2000万円となった。普通建設事業費は、18.7%減の70億8948万円。主な建設関連事業では、新庁舎整備事業、放課後児童クラブ整備事業、第2期最終処分場整備事業、体育施設の整備などが挙げられている。黒磯駅周辺地区再生整備計画事業では、駅前各種施設や道路の高質化工事などを実施。高林地区での産業団地開発に向けては、新たに産業団地造成事業特別会計を設けている。

 建設関連の新規および主要事業では、新庁舎整備事業に2006万円を計上。中断されていた同事業について市民検討懇話会を開催し、基本計画を策定するとしている。

 放課後児童クラブ整備事業には1億7377万円を計上。大原間小児童クラブや鍋掛小児童クラブで新築工事、高林小児童クラブで新築設計を行うとした。

 第2期最終処分場整備事業では、30~32年度にかけて37億4000万円の継続費を設定。次期最終処分場の建設候補地は現在地で、被覆型の施設を構想。30年度の工事入札、31年度からの着工を計画しているとした。

 農業基盤施設整備事業には、5453万円を計上。湯宮地区の農道整備や、佐野・三本木地区の圃場整備を行うという。黒磯駅周辺地区再生整備計画事業には、24億8302万円を計上した。同事業では、(仮称)駅前図書館やまちなか交流センターの外構工事、広場やエレベーター等の駅前各種施設の整備工事、原街道線や宝来通り線の高質化工事などを行うとしている。

 道路では、地方創生道整備交付金事業に8億8417万円を計上し、新南・下中野線など4路線の改良、黒磯唐杉線など5路線の舗装改築を行うほか、蛇尾川橋の上部工を実施。同橋の工事は、30~31年度で8億5600万円の継続費を設定した。防災・安全交付金事業には3億3816万円を計上し、新南・下中野線など2路線の改良、石丸・鍋掛線など3路線の舗装改築のほか、井口803号線など3路線で路側帯薄層カラー舗装工事を実施。道路維持管理には3億8531万円を計上。このうち、道路施設長寿命化修繕計画の策定業務に2400万円を配分している。

 道の駅「明治の森・黒磯」では、駐車場の増設やアクセス園路整備工事で7500万円を配分。JR那須塩原駅東口でのエレベーター設置工事には、30~31年度で1億3000万円の継続費を設定。黒磯文化会館には、1億8057万円を配分し、耐震補強工事などを行うとしている。

 学校施設では、小学校12校のエアコン設置工事に3億2000万円、中学校10校のエアコン設置設計に950万円を配分。埼玉小学校体育館の改築設計には、2000万円を配分している。

 スポーツ施設で、くろいそ運動場整備事業には、4億1175万円を計上。第3テニスコートの整備、テニスコート管理棟の耐震診断や修繕設計、体育館の耐震補強設計などを行うという。青木サッカー場整備事業には、3億1078万円を計上。グラウンドB整備工事や屋外トイレ改修工事などを行うとしている。

 特別会計では、下水道事業が6.8%増の32億8760万円、農業集落排水事業が14.4%増の1億2153万円、温泉事業が27.2%増の6551万円。新設した産業団地造成事業が2億5321万円。水道事業の資本的支出は、13.6%減の15億6804万円。

 下水道事業における当初計画では、16ha・2630mの整備を見込んでいる。黒磯水処理センターでは中央監視設備工事で、30年度に1億8000万円、31年度に4億2200万円の継続費を設定。公共下水道整備事業には2億2763万円、特定環境保全公共下水道整備事業には1億2426万円を計上している。

 産業団地造成事業については、高林地区にある約19haで産業団地への開発を計画。30年度は主に、市の土地開発基金からの用地の買い戻しに予算を充当。このほか、基本計画や実施計画の策定を行うという。順調に事業が進めば、31年度に整備工事に着手するとしている。

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