八郷中校庭改修に2.3億円 統合保育所整備で実施設計(石岡市予算案)

[2018/2/17 茨城版]
 石岡市(今泉文彦市長)は15日、30年度当初予算案の概要を明らかにした。一般会計の総額は320億6000万円で、対前年度比0.3%の減となった。このうち普通建設事業費は、対前年度比8.6%減の49億4081万円。特別会計は9会計で総額204億9827万円となり、対前年度比8.7%減となる。主な事業としては、八郷中学校のグラウンド改修費や総合保育所整備の実施設計委託料、愛郷橋出張所移転新設に向けた調査費、石岡運動公園での施設改修工事費などを盛り込んだ。

 今泉市長は今回の予算編成の特徴について、人口減少対策と少子高齢化対策に重点を置いたものにしたと説明した。

 主な事業のうち、八郷中学校グラウンド改修では事業費に2億6600万円を計上した。現在策定を進めている実施設計がまとまり次第、工事を発注する予定だ。

 この事業は、同校のグラウンド(約2万平方m)の水はけが悪いことから、その改善を図るもの。市では原因を究明するため、昨年5月に調査を実施した結果、グラウンドの傾斜や土質などに問題があることが判明し、改善には改修工事が必要となることが明らかになった。そのため、市は1月に総合開発企画(石岡市)に実施設計を委託して、改修工事に向けた準備を進めている。

 統合保育所整備事業では、統合保育所整備実施設計委託料1386万円と第2保育所解体工事設計委託料65万円などを計上。30年度に実施設計を策定し、31年度から着工する見通しだ。

 この事業では、耐震性の問題がある第1保育所と第2保育所を統合した保育所を整備する。施設の規模は500~600平方m程度で、定員60~70人とし、概算工事費を約1億9800万円に設定している。なお、建設場所は既施設用地を基本とし、市有地を候補にする考えだ。

 愛郷橋出張所整備事業では、同施設の移転新築に向けて測量・調査等委託料に544万円、不動産鑑定委託料27万円を盛り込んだ。30年度から事業に着手し、32年度の竣工を目指す。

 この事業は、施設の老朽化や敷地全体の地盤沈下などの影響で、移転新築を行うもの。新施設の規模は約300平方m程度とし、新施設にはこれまでの消防署出張所の機能に加え、ヘリコプターの緊急離着陸場や訓練施設などもあわせて整備していく計画だ。なお、工事費には約1億2000万円程度を見込む。

 このほか、石岡運動公園施設維持管理費では施設改修工事費に2億2263万円を計上。内訳は、国体でバドミントンの会場となっている体育館の改修工事費6100万円、陸上競技場の更新工事費1億5500万円などとなる。

 新庁舎整備事業では、引き続き新庁舎建設を進めていく。30年度分の工事費としては、新庁舎建設工事費13億7748万円や外構工事費4億3713万円、仮設庁舎等解体工事費4903万円などを盛り込んだ。新庁舎の完成時期は10月を予定し、31年1月の供用開始を目指す。

 観光対策費では、仮称・里の駅立地可能性調査業務委託料に137万円を計上。この事業は地域の特性を感じることのできる交流拠点として、八郷地区内に道の駅的な機能を持つ施設を整備するもので、30年度には施設設置の可能性調査を行うとともに、建設場所を検討していく。

 ステーションパーク利活用事業では、利活用新店舗新設工事費に6200万円を予算化した。石岡駅周辺に飲食施設が無いとの市民の指摘を受けて、駅に隣接するステーションパークの1階部分に店舗ブースを新設する。現段階では4~5店舗と休憩施設などを整備する計画となる。

 柏原運動施設維持管理費では、柏原サッカー場人工芝化工事実施設計委託料に236万円を予算化した。30年度に実施設計をまとめ、31年度に工事を行う計画となっている。

 企業誘致推進事業では、企業誘致可能性調査委託料に284万円を計上。市では企業誘致にあたり、柏原工業団地に企業の受け皿が無くなってきたことから、29年度に引き続き立地可能性のある土地の調査を実施していく。

 学校関係では、石岡中学校での外構工事費に8500万円を計上。同校は現在、城南中学校との統合を進めている状況にある。統合先は石岡中学校とし、30年4月の供用開始を目指している。今回予算化した工事費の内訳は、バス発着所周辺の舗装工事や敷地内通路の整備工事などとなっている。

 学校施設事務費では、学校施設個別施設計画策定委託料に2カ年で1170万円の継続費(30年度660万円、31年度510万円)を設定した。各校の実情に即した個別施設計画を策定する。スケジュールは、30年度に学校施設の老朽化状況の把握などの計画策定に必要な基礎調査を実施し、31年度に小中学校の適正規模・適正配置などを踏まえた計画の策定を目指していく。

 道路関係では、合併市町村幹線道路緊急整備事業で道路改良工事費に2億1096万円を計上した。主な対象となるのは、駅前・東ノ辻線と貝地・高浜線、美野里・八郷線、上林・上曽線の4路線で、合計で延長約770m程度の工事を予定する。

 上曽トンネル整備事業では、整備委託料に5000万円を予算化した。この事業費は、上曽トンネルに接続する石岡市側の取付道路延長約1kmの道路新設工事の一部となる。工事自体は県に委託し、整備を行う方針だ。

 公共下水道事業特別会計の公共下水道整備事業では、管渠埋設工事費に6648万円(補助分5648万円、単独分1000万円)、設計委託料3278万円などを盛り込んだ。主な対象は東宝ランド地区で、28年度から続けていた同地区への公共下水道接続も30年度で完了する見通しだ。

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